2024年 4月 24日 (水)

秘策...安倍首相、電撃訪朝の目は消える 北ミサイル発射で米朝交渉進む可能性も

J-CAST創業20年

   ところで8月25日でJ-CASTは創業20年を迎えたそうだ。慶賀の至りである。蜷川真夫代表取締役が「読者コメントはネットを歪めるか」という一文をJ-CASTニュースに寄せている。

   ヤフー・ニュースへの読者コメントは1日20万件を超えるといわれるが、2017年6月から、同じ文章を繰り返し投稿する行為を制限することなどによって、「コメント欄が健全なネット言論空間になるよう、対策を続ける」(ヤフーのコメント)と発表した。

   蜷川代表は、こうしたコメント制限は窮余の一策で、「読者コメントはネットを歪めない」と「NO」を突きつけている。読者コメントもネット空間の大事なコンテンツだとし、こう結んでいる。

   「ネットは市民が発信することができるメディアである。マスメディアが情報発信を独占する時代でなくなったといわれる。ブログ、ツイッター、Line、Facebookなどで発信することもできるが、メディアのコメント欄への投稿も発信効果は大きい。ヤフーのコメント投稿が狙われるのも、発信が簡単であり、影響力を持つからである。

   読者コメントはネットを歪めることもあるかもしれない。しかし、コメント投稿はネットに社会の気分を反映させる貴重な仕組みであると思う。その機会をなるべく残したい」

   私も市民メディア『オーマイニュース』をやっていたので、コメント欄の扱いの難しさはわかっているつもりだ。たしかに読むに堪えない誹謗中傷の類のコメントがあるのは事実だが、不都合なものを削除すれば事足れりとするのでは、ネットメディアの健全な発達はないと、私も思う。

   難しい問題だが、私が関わっているネットメディアの団体『インターネット報道協会』でも、この問題についてシンポジウムをやってみたいと考えている。(文中敬称略)

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