2024年 4月 24日 (水)

ハリケーンもトランプ大統領のせい? 女優発言が怒り呼ぶ

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   女優のジェニファー・ローレンスが、またお騒がせ発言。ローレンスのとんでも発言は、今に始まったことではないのだが、今回はちょっと複雑で、普段は相手にしない層が、噛みついているらしい。

   最近、米国に甚大な被害を出しているハリケーンについて、英国のTV局Channel4とのインタビューにおけるローレンスの(無邪気な?)発言。「温暖化の原因は人間の活動なのよ。怖いことだわ。皆、無視しようとしているみたいだけれど、私たちの意志は、投票によってしか表明できないの。そして投票の結果が、こんなこと(トランプの勝利)で本当に驚いた...」「今、米国でハリケーンが大きな被害を出しているわけだけれど、マザーネイチャーの(トランプに対する)怒りを感じずにはいられないわ」と、米国に近づくハリケーンの原因として、トランプ大統領をやり玉に挙げた。これ、砕いて言うと、"米国は温暖化を認めないトランプのせいで自然のバチが当たったのよ"ということ。

   ローレンスのトランプ嫌いは有名だ。2015年の大統領選のキャンペーン時には、「トランプが大統領になったら、もうこの世は終わりってことよ」と発言している。そして最近、環境問題に関心を深めているローレンスが、数々の温暖化否定発言を繰り出すトランプを嫌うのは当然。しかしネットでは「いくらなんでも話が飛躍しすぎてない?」「バカな女優の発言、誰も真面目になんか取らないよ」と呆れたといった反応が多い。中には「彼女の出演映画はボイコットする」と怒りの声をあげるツイッターユーザーもいるという。

   先週、ヒューストンを襲い、史上空前の被害を出したハリケーン・ハーヴィーに続き、巨大なハリケーン・イルマがプエルトリコからフロリダ半島へと勢力をあげながら近づいている。多くのセレブがヒューストンの惨状に心を痛めている中、浸水し家を失った被害者たちにとって何の慰めにもならない女優の軽い発言が、世間の怒りに火をつけてしまったようだ。

Noriko Fujimoto(セレブ評論家)

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