2018年 9月 22日 (土)

あの国宝に触れるかも!?東京芸大ちょっと変わった展覧会・・・歴史的文化財を3D再現

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   「芸術の秋ということで、ちょっと変わった展覧会が開かれています」(井ノ原快彦キャスター)ということで、佐々木彩アナが東京・上野の東京芸術大学美術館で開催中の「素心伝心 クローン文化財~失われた刻の再生」に出かけた。東西の歴史的文化財を最先端のデジタル技術で再現したもので、一部の展示物は触ることもできる。

   佐々木が目を丸くしたのは法隆寺の釈迦三尊像だ。大きさなどはもちろん、金箔の剥落、汚れ方までそっくりに再現されている。本物を精密計測して3Dプリンターで実物大の原型を作り、これをもとに鋳型を作って銅合金を流し込んだ。合金の配合は1400年前と同じという。ピカピカの釈迦像ができた。

   佐々木「これをやすりかけだけで1年、汚れや傷なども再現して、完成までに3年がかかりました。本物では欠けている髪の毛なども付け加えられています」

   再現を進めた宮廻正明教授は「本物より(作られた当時の)実物に近いんです。国宝では欠けていてもいじれませんから」と説明する。

   ゲストの光浦靖子(俳優)「行きたい。絶対行きたい。近くで見たいし、触りたい」

   いや、本物そっくりは仏像だけじゃなかった。

ほこりやお香も取り寄せて法隆寺・釈迦三尊像そっくり

   芸大美術館のクローン釈迦三尊像の展示室は、法隆寺金堂の壁画など内部も再現され、スピーカーからは法隆寺の僧侶のお経が流れ、お香もそのままの香りが流れている。「なんと、ほこりも法隆寺から取り寄せて再現してるんです」(佐々木)

   はたして、クローンでも拝めばご利益はあるのだろうか。法隆寺の大野玄妙管長はクローンは「お身代わり」なので、本尊を拝むのと同じと理解していいと話している。御利益ありということだろう。

   展覧会では、中国の敦煌莫高窟やキジル石窟、15年前に破壊されたアフガニスタンのバーミヤン大仏の天井壁画など、36点の再現文化財が公開されている。

   佐々木「近年、文化財の破壊や損傷が進んでいることから、これらを記録するという意味でも、再現作業は海外からも注目されています」

   展示会は10月26日(2017年)まで。

カズキ

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