2018年 7月 16日 (月)

テレビ朝日の昼12時台を占拠した徹子と徹子(トット)
〈トットちゃん!〉(テレビ朝日系)

印刷

   話題を呼んだ「やすらぎの郷」に続く、"オトナの昼ドラ"第2弾「トットちゃん!」が始まった。黒柳徹子と家族の激動の昭和史を描くドラマということで、これから半年間、テレビ朝日のお昼は12時から「徹子の部屋」、12時30分からは「トットちゃん!」と、黒柳徹子アワーになる。キャッチコピーは「徹子(トット)のまえは、徹子。徹子のあとは、徹子(トット)。」。

   物語は徹子が生まれる4年前からスタートする。歌うことが大好き、音楽学校で声楽を学ぶ朝(松下奈緒)は、声が大きいが表現力や技術はまだまだの様子。そんななか、年末の餅代を稼ごうと帝都交響楽団のコンサートマスター・ヴァイオリニストの黒柳守綱(山本耕史)が思いついたのが、ベートーヴェン「第9」の演奏会。「第9」は合唱があるので音大生を歌わせれば彼女たちの家族や友達が切符を買ってくれるのではないか、ということになる。ここで徹子の母と父が出会うのだが、朝の大声に堪らなくなった守綱は、レッスン終了後、「君の無神経な大声でオーケストラが台無しだ」と厳しく言い放つ。最悪の出会いから始まった2人、これからどうなるか、というところで第1話が終了。「第9」が年末に演奏されるのは、楽団員の餅代稼ぎのため、というのは有名な話だが、徹子の父の発案だったとは知らなかった!

「窓ぎわのトットちゃん」時代も描く

   黒柳徹子のドラマというと、どうしても、昨年の「トットてれび」(NHK)と比べてしまう。が、あちらは主に、NHK時代やテレビタレントとしての話、こちらは、初めて映像化される「窓ぎわのトットちゃん」時代のこと、さらに、"国境を越えた恋"の話もちゃんと描かれるというから期待が高まる。

   「トットてれび」で徹子を演じた満島ひかりが圧倒的によかったので、こちらの徹子の出来が気になる。子ども時代を演じる豊嶋花は、朝ドラ「ごちそうさん」でめ以子(杏)の子ども時代を演じていた芸達者な子役なので、「トモエ学園」時代の徹子を可愛く演じてくれるはず。15歳以降を演じる清野菜名は「やすらぎの郷」で石坂浩二のかつての恋人の孫娘役を演じ、昼ドラファンにはすでにおなじみの顔だ。

   お嬢様な松下奈緒も芸術家肌の山本耕史も役にぴったり。徹子の母の半生を描いた朝ドラ「チョッちゃん」でヒロインを演じた古村比呂が、朝の母親を演じているのも嬉しい。第1話では、ほかに、朝が下宿している親戚夫婦を高田純次&八木亜希子、朝の両親を佐藤B作&古村、看護師を山下容莉枝、朝の見合い相手・青年医師の児玉を本多力と個性的な出演者たちも楽しみ。

   徹子の熱望で、主題歌「トモエ学園」は福山雅治が担当。

   この日はNHK朝ドラ「わろてんか!」もスタートしたが、あちらはテンポがいまいちだったが、こちらはテンポがよく、ぐいぐい引っ張られた。大石静脚本。(月~金 ひる12時30分~)

くろうさぎ

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中