日ごとに評価落とす小池・希望の党代表 出馬めぐる優柔不断
改憲派が膨れ上がる
だが、選挙後「大きく変わるのは改憲を巡る勢力図だ。自公、維新に希望が加わり、四百議席以上に膨れ上がる」。安倍が辞任して岸田文雄首相が誕生しても、改憲へと大きく動き出すのだろうか。
だが、小池と近い石破茂が小池と大連立を組み、石破首相になる可能性もあるそうだ。おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉。有権者をこれほど悩ませる衆院選はないが、あとのことは考えず、安倍政権打倒の一点に絞って投票するしかないと、私は思っている。
文春の小池百合子激白は、読む限り「立ち話インタビュー」ではないのか。新味も中身も何にもない。
週刊新潮の巻頭特集「小池百合子の希望・横暴・票泥棒」も語呂合わせだけで、新しい情報はほとんどない。取り上げるとすれば、哲学者の適菜収のこの言葉ぐらいか。
「『改革』は便利なキーワードです。失敗したら、それは改革が足りないからだと言い逃れできる。だからもっと改革を進めろと。これは悪質な宗教と同じです。救われないのは信仰心やお布施が足りないからだーーと」
「改革保守」なる中身のない珍妙なフレーズに騙されてはいけない。