2024年 4月 25日 (木)

日ごとに評価落とす小池・希望の党代表 出馬めぐる優柔不断

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

改憲派が膨れ上がる

   だが、選挙後「大きく変わるのは改憲を巡る勢力図だ。自公、維新に希望が加わり、四百議席以上に膨れ上がる」。安倍が辞任して岸田文雄首相が誕生しても、改憲へと大きく動き出すのだろうか。

   だが、小池と近い石破茂が小池と大連立を組み、石破首相になる可能性もあるそうだ。おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉。有権者をこれほど悩ませる衆院選はないが、あとのことは考えず、安倍政権打倒の一点に絞って投票するしかないと、私は思っている。

   文春の小池百合子激白は、読む限り「立ち話インタビュー」ではないのか。新味も中身も何にもない。

   週刊新潮の巻頭特集「小池百合子の希望・横暴・票泥棒」も語呂合わせだけで、新しい情報はほとんどない。取り上げるとすれば、哲学者の適菜収のこの言葉ぐらいか。

   「『改革』は便利なキーワードです。失敗したら、それは改革が足りないからだと言い逃れできる。だからもっと改革を進めろと。これは悪質な宗教と同じです。救われないのは信仰心やお布施が足りないからだーーと」

   「改革保守」なる中身のない珍妙なフレーズに騙されてはいけない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中