見たような設定と定番キャラに新味なし ヒロイン葵わかなに期待
〈わろてんか 第1回~第3回〉(NHK総合)

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   「あさが来た」で味をしめたNHKが、またもや明治時代の京都の大店からスタートさせて2匹目(!)の「どぜう狙い」?
   加えて主人公・藤岡てんの子供時代を演じるのは「直虎」の少女おとわ時代を鮮やかに演じた新井美羽ちゃん。ハイハイ計算通りで結構結構。丁稚の風太はこれまた人気子役の鈴木福くん。がめついのう。ドイツから来た薬の取引先に粗相をして、てんは笑うことを禁じられる。父親の儀兵衛(遠藤憲一)は奉公人上がりの養子夫なので、ギョロメで怖い顔して働くだけ。家付き娘の母親・しず(鈴木保奈美)はおっとりした優しい女。祖母のハツ(竹下景子)は厳格だがユーモラスな面もある。つまり、みんな定番のキャラだね。定番すぎて見る前から見たような気になってしまった。
   薬祭りの日に寄席に忍び込んで落語の笑いを初体験したてんは、小屋の男たちに追われて逃げる途中で、旅芸人の藤吉(松坂桃李)と遭遇する。違和感があるのは、喘息の兄・新一(千葉雄大)も藤吉も、髪型がみんな平成の、前髪を垂らした当世風であること。明治の男はみんなオールバックか7、3分けで、いずれも額は出していた。現代の若者に媚びなくてよろしい。後に主人公の見合い相手として、あの、高橋一生までが登場するそうで、少々あざといんじゃないのか。まあ、大人になった「てん」を演じる葵わかなが登場する前からイチャモンばかりつけたくないので、これにて失礼。
(放送2017年10月4日8時~)

(黄蘭)

採点:0.5
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