2024年 4月 20日 (土)

「緑のたぬき」の悪い評判ばかり 安倍政権の是非より希望・小池代表の失速にフォーカス

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自民党政策パンフへの疑問

   自宅のポストにやや分厚い「自民党 2017 政策パンフレット」が入っていた。安倍の公約が最初にある。

   お馴染みの北朝鮮の脅威と少子高齢化が2つの国難だという。

   だが、北朝鮮を挑発し「圧力を最大限に高めて」、日本人を金正恩の脅威にさらしているのはトランプ米大統領と安倍首相ではないのか。

   圧力だけで相手を屈服させることが出来ないのは、歴史が証明している。

   また、少子高齢化は今突然始まったことではない。無能な政府や役人が何も手を打ってこなかったから、手の施しようのないところまで来てしまったのである。

   これをどうしたらいいのか、まず政治家と役人たちが知恵を出し合い、こういう策はどうですかと国民に示し、その是非を問うのが筋である。

   もう一ついっておきたい。最後のページに「現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの基本原理は堅持しつつ、憲法改正を目指す」とある。

   私は、九条の1項と2項を残し3項を加えて自衛隊を認めるというのは、無理偏に拳骨だと思う。

   どうしてもやりたいのなら、平和主義を捨てると宣言し、国民に信を問うべきである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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