2024年 4月 26日 (金)

「緑のたぬき」の悪い評判ばかり 安倍政権の是非より希望・小池代表の失速にフォーカス

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

「このハゲーーーっ!」の音声使用料で稼いだ週刊新潮

   日刊大衆(10月7日公開)で、週刊新潮がスクープした「このハゲーーーっ!」という音声の使用料が、フジテレビだけで月1000万円になったと報じている。

   「情報番組やワイドショーでさんざん流れた、今年の流行語大賞有力候補ともいわれる豊田さんの"このハゲーーーーーっ!""違うだろーーーーーーーっ!!"、ミュージカル調の"そんなつもりはなかったんですーーー"といった恫喝音声は、記憶に新しいと思いますが、この音声を1回使用するのに、使用料として5万円プラス税を新潮社に払わなければならないんです。フジは朝の『とくダネ!』から始まり、『ノンストップ!』、『バイキング』、『直撃LIVE グッディ!』の4つの情報番組で、"豊田恫喝音声"を使いまくった。その結果、新潮社への支払いの総額が、月1000万円以上になったということです」(制作会社プロデューサー)

   ということは、他のテレビ局も合わせると相当な「稼ぎ」になったのだろう。老舗の文春砲も多くの動画コンテンツを持っているから、その収入はバカにならない。

   だが、活字週刊誌が動画中心になっていけば、そうした手っ取り早くカネになるコンテンツばかりを追いかけ、地道な取材がなおざりにされないか。

   週刊誌のワイドショー化は、自らの首を絞めることにならないか、心配である。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中