2018年 7月 18日 (水)

ネット監視で言論統制すすめる習近平政権

印刷

   中国の習近平政権が二期目を迎えた。

   もともと地方で政治経験を積み、中央の人脈に乏しかったという習近平氏。中国共産党のトップになった際には、「最弱のリーダー」との呼び声もあったそうだが、汚職などの腐敗摘発や貧しい地域への巨額投資などを行って格差是正につとめるなどし、国民から高い支持を得ている。

   その一方では、この5年間、自分1人に「異例なほど権力を集中させてきた」(鎌倉千秋キャスター)という。

   「強力な指導者への道を歩む習近平氏。その過程で推し進めてきたのが、かつてないほど厳しい言論統制です」(鎌倉)

   「習近平の中国 苛烈なネット監視の実態」(番組キャプション)

   今年(2017年)6月、中国は人民の利益を守るためとしてインターネット安全法を施行。反体制的な活動の拡散をとめるためだ。

外国とのインターネットに巨大な壁

   また、地方政府の広報を担う宣伝部にはネットの管理部署があり、スタッフが24時間態勢でネットを監視。政府に不都合な情報を見つけると通報し、さらに政府を称賛、擁護する書き込みも行っているという。

   「中国は、外国とのインターネットの間に、いわば巨大な壁をつくり、匿名情報の発信を法律で厳しく規制して、管理を強めてきました。さらに指導部は、ネットなどを利用して、自らを宣伝する動きも強めているんです」(関則夫・中国総局長)

   「なぜここまで言論統制、それから人権の抑圧を強める必要があるんでしょうか」(鎌倉)

   「国民の連帯や権利意識が高まって、共産党批判が強まることへの強い警戒の裏返しと見られます」(関)

   *クローズアップ現代+(2017年10月17日放送「シリーズ 習近平の中国 1"権力集中"の光と影」)

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中