ワイドショーコメンテーターってどんな人種?強く意見言わず華やかさあってTV局に忠実
ワイドショーのコメンテーターはどんな人たちなのでしょう。地頭のいい人です。頭の回転が速くて、知らないことでも「大変ですね」とか何かしらリアクションの言葉が出てきます。
以前、ある大御所タレントさんに怒られたことがあります。何か質問してすぐに答えが出せない奴はダメだと。「えっ、ボクですか?」と聞き返いたり、「最近面白かったことですよね」と質問を繰り返えす。「アハハハハ」とその場しのぎで笑っておく。これ全部NGだという。何か質問されたら、YESかNOか、もしくはまったく関係のない話でもいいから、とりあえずなにかを切り出す。そこで時間を作っておいて、答えを考えろというのです。
といっても、コメンテーターっていったいどんな役目なのでしょう。強く自分の意見がある人はいらないし、適当に受け答えする人でもダメ。独自の考えがほんの少し見え隠れする人がベスト。そして華やかな雰囲気がある。局側の意向にそってくれた意見を言い、視聴者の代弁者になりえる人といったところでしょうか。
人気ご意見番の女性文化人は芸能事務所所属
芸能事務所に所属して、さまざまなワイドショーやニュース番組にご意見番として出演している女性がいます。そんな彼女もテレビに出たばかりのころはスタッフにどうリアクションすればいいか相談に来ていたし、スタッフから指示されたことやコメントを忠実にカメラの前で再現していました。これで感覚をつかみ、テレビで言っていいレベルはどこまでか、そしてお茶の間で受けるコメントのギリギリはどこなのかを把握したようです。
そうなると、芸能事務所からスカウトされ、担当者がこれまた敏腕マネージャーだったことから、いくつもの番組で出演枠をかっさらっていったのです。それまでは電車で移動していたものも、タクシーが使えるようになったと本人は言っておりました。ただ、文化人枠なので少ない出演料が不満とのことなんですが。
モジョっこ