2018年 9月 23日 (日)

ナンセンスなコメントに閉口 微弱電波の影響はないのか?
〈9人殺害死体損壊の猟奇事件報道〉(各局)

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   まれにみる猟奇殺人事件なのでテレビは舞い上がっている。どの局も容疑者・白石隆浩のアパートの間取りを描き、「ここに死体の頭部が2つ入ったクーラーボックスがあります」などと微に入り細に入り説明している。部屋の間取りぐらいは書いてもいいが、スタジオの地面に実際と同じ大きさの1Kを描き、そこにクーラーボックスや工具用の密閉箱などを置いて、得意げにキャスターが司会するメリットは何であるのか。視聴者の怖いもの見たさの覗き趣味を満足させるため、遺体の入った箱の模型まで示すのは余計だろう。
   犯罪心理学者や元刑事や、どうでもいいタレントや、知ったかぶりのコメンテーターが湧いて出てきて口々に論評するのもナンセンスである。何故なら、殺人者の「その時」の心理は個々別々であり、普遍的な理由などない。家庭環境がどうだったかとか、思春期に何があったかとか、もっともらしく共通項を探しても無駄である。
   筆者が1つだけ昔と違った環境が、あるいは一部関係しているのではないかと思うのは、四六時中若者の肉体から離れないスマホやゲーム機などの微弱電波である。人間の脳に、人類がかつて経験したことがない影響を与えていて、何億個かもしれない脳細胞の中の、何個かに突然変異をもたらしているのではないかと懸念する。近頃の人間の、昔の道徳律では測れない行動はそれしか説明できないからである。電子機器による壮大な人体実験中という独断偏見である。
(放送2017年10月31日、11月1日)

(黄蘭)

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