2018年 11月 13日 (火)

食べ方に個性あり! 人それぞれの違いに驚き
〈目玉焼きの黄身 いつつぶす?〉(TBS系)

印刷

   おおひなたごうの原作コミックのドラマ化。2014年NHKでアニメ化され、それがとても面白かったので、ドラマにも期待は高まる。11月スタート。

   料理の食べ方にこだわりを持つ主人公の田宮丸二郎(青柳翔)。ショートケーキの食べ方が一緒だからとつき合い始めた彼女・みふゆ(成海璃子)と始めての朝、朝食の目玉焼きをめぐってひと悶着。潰した黄身に白身とつけ合わせを絡めて食べることを良しとする二郎に対し、黄身を残してまわりの白身だけを食べ、最後にパクっと一口で黄身を食べるみふゆ。「私、黄身は最後に食べるの。黄身を潰すとお皿汚れるでしょ。それがイヤなの」と。「お前、バカか?」。たまらず二郎が言い放ち、美冬は出て行ってしまう......。遊園地でゆるキャラの中の人をやっているスーツアクターの二郎。先輩(佐藤二朗)や仲間に、目玉焼きの食べ方をリサーチ。「黄身を最後に一口で」「どんぶりに移して、しょうゆを垂らし、一気にかきこむ」などなど。

   「みんな自分の食べ方に疑問をもってない。人がどう食べるかなんて思っても見なかったな」。自分の食べ方が当たり前だと思っていた二郎が、実は自分の食べ方はマイナーだったのか、悶々とするコメディタッチのドラマだ。

   第1話では「目玉焼きの黄身いつつぶす」問題のほか、「カレーのルーどうかける?」問題を。ごはんとルーの境目をスプーンで掬って食べる二郎。だが、この食べ方では"モーゼ海割れの奇跡"のようになってしまい、ご飯とルーを移動させなくてはいけない。「おれはいままでこんなにも非効率な食べ方でカレーを食べていたのか!」と頭を抱える二郎。再び、リサーチすると「ルーを全掛けにする」「全部まぜて食べる」などなど。

   というような、どうでもいいといえばどうでもいいけど、なかなか興味深いお話になっている。

   第2話ではライスをフォークの背に乗せて、食べ難そうにしている二郎に「ライスはフォークの背に乗せて食べなくてもいいのよ」とみふゆが言ったことから始まる「ライスどうやって食べる?」と、「納豆ご飯にいつかける?」問題を。たしかに、納豆で茶碗が汚れるのは悩ましい。「一口ずつかける」派、「1杯目は白飯、2杯目は納豆」派、「全部乗っける」派、「混ぜまくる」派、「茶碗の周りに海苔を入れ、一口納豆巻きで食べる」派など、それぞれ独自のこだわりがある。「自分はどうやってるんだっけ?」と深夜にひとりでテレビを見ながら考えてしまった。「否定するならまずやってみなければ」と人のやり方を真似してみる二郎ちゃんが可愛い。

   ちょっと変わった深夜の飯テロドラマ。食べ物の映し方にはこだわりがあるのか、すごく美味しそうに見える。食べ物のおいしい季節。困った、また太ってしまう。
(火曜深夜1時28分~)

くろうさぎ

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中