2018年 11月 21日 (水)

わざとらしい無理な筋立てに辟易 視聴者はだまされないぞ
〈奥様は、取り扱い注意 第1回~第8回〉(日本テレビ系)

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   元特殊工作員だった伊佐山菜美(綾瀬はるか)は合コンで見合いをしてIT企業に勤める勇輝(西島秀俊)と結婚。ピカピカの新築家の専業主婦だ。隣の家の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)らと友人にもなれた。第8回は近所で頻々と起きる空き巣事件を菜美が解決する話だが、筋立てにでっち上げの無理無理が目立つ。
   藍子という主婦が興味本位で取り付けた盗聴器に、大物政治家の秘密が録音される。空き巣は菜美の家にも入り、忘れ物を取りに帰った勇輝と賊が鉢合わせして勇輝が頭を殴られる。「正義の味方!」の菜美は一計を案じて、賊と格闘して取り押さえるが、ご近所のトラブル解決は上手くいっても、夫の勇輝に消し難い疑念が湧く。
   いかにも金城一紀の原案・脚本らしいアクションのミステリーだが、こんなに見え見えの筋立てに、今のお客(視聴者)は騙されてはくれない。大原の夫は大学教授だが優里とまともに向き合わないので、彼女は若いイケメンと逢引きしているし、夫が不倫しているのに見て見ぬふりの姑(銀粉蝶)にストレスをため込んだ京子。
   毎回のトラブルと通奏低音のような謎ある夫婦関係と、毎度おなじみの連ドラ仕掛け。綾瀬はるかがアクション達人主婦というのは「精霊の守り人」からの連想だろうし、清純派のシャープなアクションというのは面白くもあるけれど、如何せん筋がわざとらしいパターン化された展開で、ドラマ的感興はいまいちである。
(放送2017年11月22日22時~)

(黄蘭)

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