貴ノ岩への謝罪の言葉なかった日馬富士の引退会見 先輩としての義務を強調

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   横綱・日馬富士(33)が29日(2017年11月)、同じモンゴル出身の幕内・貴ノ岩(27)を殴打しケガをさせた責任を取って、日本相撲協会に引退届を提出し受理された。

   そのあと師匠の伊勢ヶ浜親方と共に記者会見した日馬富士は、(引退は)「横綱としての責任」を何度も強調しながら次のように語った。

   まず説教をしている最中に貴ノ岩がスマホをいじっていたことに腹を立てたとされる暴行の原因について―。

   「弟弟子が礼儀と礼節がなっていないというそれを正して、直して教えてあげるのが先輩としての義務だと思う。彼のためになるという、そして僕は、正しいことをしているという気持ちが強すぎると行き過ぎだということがあるんだなと思いました」

   また、酒を飲んだうえでの暴行だったのではないかについて―。

   「これはお酒を飲んだからこその事件ではない」と強く否定した。

   さらに、貴ノ岩をどう思うか?について―。

   「これから礼儀と礼節を忘れず、ちゃんとした生き方をして頑張っていただきたい」と謝罪の言葉はなく、大きく溜息をついた。

警察は書類送検の方針

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   鳥取県警は来週中にも日馬富士を傷害容疑で書類送検する方針を固めているというが、事件の全容が依然として不明な中で、これではどっちが加害者で被害者か区別がつかない。

   笠井信輔アナが「横綱としての責任を取ると常に強調していて、自分のやった暴力行為に関してはモンゴルの先輩として間違っていなかったと、絶対に曲げない強い意志を感じた。相撲界の中で先輩が後輩に手を挙げる指導の在り方があまり変わっていない気がする」と指摘したが、あまり議論にならなかった。

   ナレーションの「日馬富士引退に揺れた日本列島の1日を追った」で始まった番組は、日馬富士の引退残念に終始しながら1時間20分間に及んだが、北朝鮮の脅威を増したICBM打ち上げはわずか10分。平和ボケした日本を象徴した対応だった。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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