2018年 12月 14日 (金)
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<Home Sweet Tokyo>(NHK)
日本の常識に驚く英国人 台詞が英語のドラマに新鮮味

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   主に日本国外在住の外国人を対象としたNHKワールド初のオリジナルドラマで、同チャンネルで11月に放送したものが、12月からNHK総合でも放送がスタートした。広告代理店に勤めていた英国人・ブライアン36歳が、妻の父親と同居するために仕事を辞めて東京に引っ越し、遭遇した数々のカルチャーショックをコメディタッチで描く。

   全4回の初回だったこの日は、来日して3か月のブライアンが感じた「日本の安全すぎる日常」がテーマだった。たとえば、ブライアンにとって6歳の娘・アリスが1人で歩いて学校に通うことがまず信じられない。「なぜスクールバスはないのか」と妻に詰め寄るが、「大丈夫!」「これが日本の常識」と逆に諭され、ついには口論になる始末。また、カフェに行けば、「先にお席を確保してください」と店員に促されるが、座席にかばんだけ置く行為がブライアンをたまらなく不安にさせる。はたまた、日本にはなぜこんなに自動販売機が多いのか、なぜ日本では財布を落としても中身を抜かれることなく警察に届けられるのかなど、日本の「普通」はロンドン育ちのブライアンにとってアンビリーバボーなことばかり。

   エピソード自体はすでにどこかで聞いたことがあるようなものがほとんどだったが、全編にわたり台詞がほぼ英語というのがなかなか新鮮だった。脚本は、ブライアン役を務める東京在住のイギリス人コメディ作家かつコメディアンでもある、BJフォックスが書いているということだから、彼が実際に遭遇した体験談が散りばめられているのだろう。

木村佳乃の流暢な英語に感心

   また驚きだったのは、妻役・木村佳乃から繰り出される流暢な英語。彼女はロンドン生まれの帰国子女だが、最近のバラエティー番組で芸人顔負けの〝体当たり芸〟を披露する姿からは想像できない見事なハ?イリンカ?ルの演技で、興ざめすることなく集中してストーリーを楽しめる。一方で、文法・発音がむちゃくちゃなカフェ店員も登場するが、会話したいという熱意と度胸さえあれば、それなりにブライアンに通じているというのもまたリアルな雰囲気が出ていてよかった。

   日本語字幕が同時に出るのでとくに理解しづらいこともなく、英国人の日常会話もちょっと勉強できて、なかなかためにもなる。放送時間も17分と日曜の夜に気軽に観るにはちょうどよいコンパクトさだ。

   (NHK総合 12月3日(日)深夜23時50分~)

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