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「富岡八幡宮・茂永容疑者」凶行直前に手紙―怨霊となり祟ってやる

   富岡八幡宮の宮司・富岡長子さんを殺害し自殺した弟の富岡茂永容疑者(56)の遺書とも思える手紙が、神社関係者に届いた。犯行直前に投函したらしい。手紙は8枚。「私を罠にはめた卑劣なやつらを絶対に許しません」「死後もこの世に残り、怨霊となり、祟り続けます」とあった。

   茂永は1995年に父の跡を継いで宮司となったが、6年で解任された。「素行が悪かった。なにしろ飲む・打つ・買うだから」「銀座で飲み歩き、クラブ一つを借り切ったという噂もあった」と話す関係者もいる。

   しかし茂永は手紙の中で、宮司だった自分が辞表を書かされたのは、総額10億円の骨とう品を購入していた父が「自由にカネを使えなくなったためで、資産浪費は父や長子のほうだ」と反論している。

神社ってそうだったの?宮司世襲制、金銭不明朗・・・

   茂永の宮司解任にあたっては数億円の退職金が払われ、その後も月30万円ずつが仕送りされていたという。

   司会の小倉智昭「他の宗教法人にも多大な影響を及ぼしますよ。そこまで利益があるのかと見られ、他の神社は頭を抱えるのではないでしょうか」

   あのような由緒ある大きな神社が、宮司は世襲制で、金銭関係も一族で勝手に決めているという実態も驚きだ。