2018年 5月 27日 (日)

激ヤセホッキョクグマで騒ぎ

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   白く厚い毛皮に体が覆われたホッキョクグマといえば、動画サイトでも人気の動物だ。ところが今、そんなホッキョクグマの激ヤセ映像がネット上で拡散して、物議をかもしている。

   問題の映像は、写真家のポール・ニックレンさんがカナダ北東部のバフィン島で撮影したものだそうで、12月上旬にナショナル・ジオグラフィックのサイトに掲載された。

   1分間ほどの短い映像だが、ショッキングな映像で耳目をひくのもうなずける。やせ細り、ホッキョクグマが陸地をよろよろと歩き、人間の残したゴミをあさり、ついには力尽きたように地面にへたり込む。もはや餓死寸前といった体である。

   ニックレンさんによると、このクマを撮影したのは、地球温暖化がどのように結果をもたらすのかというメッセージを伝えたかったからだそうだ。ホッキョクグマは海氷でアザラシなどのエサを獲るが、その海氷の面積は年々、減少しているため、ホッキョクグマは絶滅の危機に瀕しているという。

   もっとも、この映像のクマ自体が気候変動の影響でエサが取れずに衰弱しているのかという点では、異論が続出している。

   BBCは「このクマは気候変動に直面しているのか?」という記事を掲載。専門家らの話として、気候変動がホッキョクグマの生存に大きな影響を与えていることは事実だが、映像のクマは病気などにかかって衰弱している可能性も考えられると伝えている。

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