2018年 7月 21日 (土)

知らなかったお墓の話・・・いくらかかるの?納骨堂、樹木葬、合同墓

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   番組のエンディングで「きょうは知らないことばかりでした」と井ノ原快彦キャスターが話した通り、墓選び・埋葬の意外と知らない情報が詰まった特集だった。「お墓には『納骨堂』『樹木葬」『合同墓』『一般墓』がありますが、あなたに合うお墓を探します」と遠藤亮アナがリポートした。

   なによりも、それぞれ費用はどのくらいかかるのか。まず納骨堂にはロッカー式、仏壇式、機械搬送式がある。ロッカー式は遺骨が棚に並べて置かれ、仏壇式は仏壇の下に納骨される。機械搬送式は参拝カードをかざすとに、お参りスペースに遺骨と位牌が運ばれてくる。

   遠藤アナ「費用は平均すると90万円ほどで、一般のお墓の平均181万円と比べると安いんです。ロッカー式は約10万円ほどからありますが、仏壇式は金箔を貼ったような豪華なものになると1000万円以上するものもあります」

   墓や埋葬に詳しい第一生命経済研究所主席研究員の小谷みどりさんは「このほかに、管理費として年間数千円から3万円程度を取るところもあります」と解説した。

女性人気の樹木葬にも「里山タイプ」と「庭園タイプ」

   樹木葬はどうか。「里山タイプ」は自然の野山に埋葬するもので、たとえば千葉・袖ヶ浦の墓地では、およそ1坪ほどの土地が提供され、1人目は80万円、2人目以降は40万円の費用ががかかるが、何人でも埋葬可能だ。骨壷は使わず、遺骨を木綿の布に包んでそのまま埋めることで土にかえす。

   東京・港区の「庭園タイプ」はビルのガーデンテラスにあって、墓石はなく、墓標の下の遺骨を収納する。1人用は100万円、2人用は160万円。33年たつと合同墓に移され、空いたスペースは次の人が利用する。樹木葬の平均は74万円だった。

   「合同墓」は名前の通り何人もの人の遺骨をまとめて納骨する。東京の築地本願寺も受け付けていて、費用は年1回の法要込みで最初に30万円以上だ。僧侶の吉川孝介さんは「お寺ですから決まった費用というのはなく、30万円以上の以上はお気持ちということです。ただ、一般の方は仏さまの前のお参りの場所までしか入ることはできません。また、あとで他に移すということもできません」

   公営の合同墓は「都営の霊園だと10万円から25万円でした」(遠藤アナ)。基本的に管理費はない。

お墓作らず自宅の庭に散骨

   「一般墓」はふつうの霊園に埋葬するもので、公営なら1区画100万円からあるが、競争率が数百倍にもなる。民間霊園は探しやすいが、永代使用料、墓石代・工事費で数百万円と高い。ただ、公営霊園は1区画が広いので墓石も大きくなり、最終的な負担は民間霊園とさほど変わらないという。

   いっそ墓などいらないのではないのではないか。小谷さんがこんな話を披露した。「お墓は残された人がお参りするためのものですから、遺族が納得するならどんな形でもいいんです。お墓を作らず、ずっと家に置いておいてもいいし、庭の木の下に散骨してもいいんです」

   ただ、庭に散骨はいいが、埋葬すると違法なのだそうだ。法律で骨は墓地にしか埋葬できないことになっている。いやあ、ホント、いつかはお世話になるのに、お墓は知らないことばかりでした。

カズキ

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