2018年 5月 23日 (水)

2018年総裁選に小泉進次郎が立つ!?出たら面白くなるが「古い自民党」じゃまだ無理か

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   2018年の干支は戌(いぬ)。戌には「滅びる」という意味があり、草木が枯れる状態を表しているという説もあるそうだ。何やら不穏な年になりそうではないか。週刊現代が恒例の「2018年はこうなる」という特集を組んでいる。

   「日経平均3万円超は6月」「4月にアメリカが北朝鮮を空爆して、金正恩はロシアに亡命する」「エンゼルス大谷と日ハム清宮が日米新人王」「貴乃花土俵際の粘りで、白鵬引退、モンゴル派閥解体」「六代目山口組に再分裂の危機」「平昌五輪は史上最多の金6個」「松山英樹がマスターズを制する」

   こう並べても、誰もが思いつきそうなことばかりで、週刊誌らしい切り口がない。週刊ポストに至っては、「株価4万円か1万円割れ大暴落か」「金正恩暴発か電撃米朝会談か」「中国経済アメリカ超えか大崩壊か」と羅列するだけだ。

   週刊現代の「9月総裁選に小泉進次郎が出馬」という記事を見てみよう。長期政権というより、誰もいないから仕方なくダラダラ続いている安倍政権に、ようやく「いい加減に辞めてくれよ」という声が、党内から大きくなってきているという。その代表は、地方を回って支持を広げようとしている石破茂と、このところ激しく安倍のやり方を批判している小泉進次郎である。

   小泉は石破が来年9月の総裁選に出れば応援する側に立つが、もう一つは、自身が立候補するのではないかと自民党の重鎮が見ているそうだ。政界デビュー10年を来年迎える小泉が総裁選に第三の候補として立候補すれば面白いが、派閥優先、年功序列を守り続ける自民党だから、そうはならないだろう。机上の空論なら、もっと度肝を抜く発想が欲しいが、無いものねだりなのだろう。

自民・二階堂幹事長恐喝で中国人逮捕!買い取り迫られた不都合な書類ってナニ?

   失礼だが、合併号で480円もする週刊ポストだが、これでもかとやたら多い袋とじSEXYグラビアを除いては、ほとんど読むところがない。自民党の二階俊博幹事長が中国人に脅されていたという思わせぶりな記事だけが、オヤと思わせる。

   何でも週刊ポストによると、日本に住む中国籍の会社経営者・王俊彦を警視庁捜査1課の捜査員が逮捕したという。この人物、在日中国人社会では名の通った大物だそうだ。彼の会社が買収した静岡県のセミナーハウスの倉庫から、「衆議院議員二階俊博」と記載のある段ボール箱が見つかったという。

   何でも、二階が派閥事務所の閉鎖をする際、書類などをそこに保管していて、そのままになっていたそうだ。それを見た王が、二階の二男・直哉に「買い取った中に大変なものがあった。これを流せば大変なことになる」と脅したというのだ。また、衆院選が迫った17年9月22日にも、「明確な返事がない場合は、コピーをマスコミに送る」というメールを出した。

   しかし、直哉は応じなかった。逆に二階側は被害届を出して、王は逮捕されてしまうのである。その後、奇妙なことに、王が資料を二階側に返すという示談書を交わし、二階側は被害届を取り下げている。段ボールに入っていたという二階の重要な資料とはいったい何だったのだろう。

   時の自民党幹事長を脅迫したといわれる"大事件"なのに、私が知る限りメディアは大きく取り上げていないのはなぜか。王の倉庫をガサ入れして、資料を手に入れた警察は、時の大権力者の「弱点」を何か握ったのではないか。そうだとすればだが、警察に「やましい」恥部を握られた二階は、これから警察の意向を忖度して動かざるを得ないのではないか。そんなことを考えながら読み終えた。

まだ何もしゃべりたくないキムタク「わかってほしいことはあるけど・・・」

   フライデーを見てみよう。今週の売りはキムタク(木村拓哉)の「激動の1年を語る」独占インタビューだが、内容は「独占立ち話」程度である。SMAPが解散して、木村と中居正広がジャニーズ事務に残った。それについては、<「言ってもしょうがないじゃん、だって。自分の気持ちや思っていること、わかってほしいことはありますよ。でも、それを言ってもね......。(中略)それを口にしたところで何の解決にもならないし、要は自分が現場でやるべきことをやって......うん、返していけばいいんだなって、自分の中で、自分と約束したので」>

   フライデーは<直撃した本誌が驚くほど男気溢れるロングインタビューとなった>と結んでいるが、キムタクはいまだに何もしゃべりたくないということだけがわかったインタビューである。

   もう一本はモテ男・俳優の浅野忠信(44)が、以前にもフライデーで肩組み&キスを報じられたモデルの中田クルミ(26)と、三宿のうどん屋「M」にふらりと現れ、うどんをすすって2人仲良く家に帰ったというお話。

   浅野は、父親で事務所の社長だった佐藤幸久(68)が覚醒剤取締法違反で逮捕されたばかりだ。それもかなり常習だったといわれる。そんな中で浅野は、仲睦まじい幸せな姿を世間に知ってほしい、そう考えたのかもしれない。結婚も視野に入れているそうだ。

   女性セブンは、菅官房長官をやり込めた東京新聞の望月衣塑子記者の手記を掲載している。その中で、きのう21日(2017年12月)も書いたが、麻生副総理と親しい「べジーコンピューティング」事件に、官邸が戦々恐々としているそうだ。そこには、詩織さん準強姦疑惑で一躍時の人になった山口敬之元TBS記者が深くかかわり、山口と官邸とのつながりは有名だから、東京地検特捜部の捜査は、「政権中枢の政治家や秘書たちの存在がなかったのかも焦点になる」としている。

   このところの週刊文春に一時の勢いがない。山口元記者をいち早く取り上げ、官邸の提灯のような記事を書かせたため、「ベジー」のような事件を追及することがやりにくいといったことも影響しているのでは、と勘繰ってしまう。

野獣ボブ・サップ野放しで大丈夫?同居女性に凄まじいDV「部屋が血だらけ」

   週刊文春に、格闘家のボブ・サップと今年(2017年)1月まで一緒に暮らしていた女性が、サップから地獄のような暴力を振るわれていたと告白している。出会いは10年の暮れ。会った印象は真面目で優しそうだったという。翌年の春から交際を始め、彼女の前夫との子供にも会いたいといってくれた。

   恋人兼マネージャーとなった彼女だったが、時として、人が変わったように何時間も面罵したり、ホテルでいきなり1・5メートルの高さから床に投げつけられたこともあるそうだ。そうしたDVの後には、決まって優しい言葉をかける。だが、毎日のように暴力を受け、バリカンで髪を刈られたこともある。宿泊していたホテルの部屋が血だらけになり、ホテルから20万円請求されたこともあったそうだ。

   原因は鎮痛剤中毒で、試合が近づくと筋肉増強剤や興奮剤も使用しているからではないかと彼女は話す。身長2メートル、体重145キロの男に殴られたら......。そう思うだけで身の毛がよだつ。

   逃げればよかったとDVの実態を知らない人はいうが、「ただ肉体的にも精神的にも暴力を受け続けると、もう何かをしようという気力さえも奪われてしまうのです」と彼女は訴える。警察に何度か相談をして、被害届を出したいといっても、「無理だ」といわれてしまったそうだ。ようやくサップから逃げられたのが今年1月だった。

   この話が事実なら、日馬富士の殴打騒動よりはるかに大きな問題である。格闘家などではない、本物の「野獣」だ。格闘技界がどう判断するのか、注目したい。

青森県民「早死にワースト」も当然・・・塩分ドバドバ、野菜嫌い、大酒のみ

   週刊文春に「好きな夫婦・嫌いな夫婦」という特集がある。好きな方は1位から、三浦友和・山口百恵、佐々木健介・北斗晶、堺雅人・菅野美穂と予想通りだが、嫌いな方はダントツで船越英一郎と松居一代かと思ったら、意外にも7位だった。嫌い1位から木村拓哉・工藤静香、片岡愛之助・藤原紀香、石田純一・東尾理子だった。ちなみに、4位には堂々、安倍晋三・昭恵がランクインしている。

   このところ長生きする県特集をやっていた週刊新潮だが、一転して、「青森県はなぜ早死にするのか」という特集。何しろ、2015年に厚生労働省が発表した都道府県別「生命表」によると、男性1位の滋賀県が81・78歳なのに、青森県は78・67歳。女性1位が長野県の87・67歳なのに青森県は85・93歳で、ともに全国最下位。それも男性は9回、女性は4回連続だという。

   <「1位の県と平均寿命が2、3歳違えば、災害などで県内で数万人が亡くなったのと同じくらい死亡者が多いということです」(秋津壽男秋津病院院長)>

   糖尿病は全国1位、がんが2位、腎不全が3位、肝不全が4位だ。理由ははっきりしている。塩分を多く摂って、野菜は食べない。喫煙率が高く、大酒呑みが多いからだ。朝からラーメン屋に並ぶ。それも味が濃い。漬物、焼き魚、筋子に醤油をかけて食べる。カップ麺の消費量は全国2位。インスタントラーメン全体では堂々の1位だ。缶コーヒーも1位。1日の歩数は男性が全国46位で女性が41位。

   リンゴの生産量は全国の6割近くを占める。「1日1個のリンゴで医者いらず」といわれるが、リンゴ農家でさえ、「野菜? 漬物を食べてますよ。リンゴはあまり食べないね」。その上、温泉が豊富だから、大酒を呑んで熱いお湯に入る。青森県の人にいえた義理ではないが、これでは長生きできないだろう。

   同じ雪が多く寒い長野県は長寿の県として知られている。やはりその違いは生活習慣の違いにある。

   私は辛いもの大好き、漬物大好き、酒はもっと好きだが、意外に思われるかもしれないが、野菜大好き人間でもある。カミさんに「いま高いんだから」と文句をいわれながら、キャベツ、キュウリ、ブロッコリーと、冷蔵庫にある野菜をぶち込んで大きなボールいっぱいの野菜サラダを平らげてしまう。

   ノンフィクション・ライターの本田靖春さんは肉好きだった。一緒にステーキを食べに行くと、5~600グラムのステーキをぺろりと食べてしまった。だが、野菜はほとんど食べない人だった。50代から深刻な糖尿病で苦しんだ。私も糖尿病ではあるが、この年まで曲がりなりにも生きてこられたのは、野菜にあるのかもしれない。

「有馬記念」キタサンブラック有終の美に伏兵!スワーヴリチャードの末脚強し

   【蛇足】今週は競馬界の紅白歌合戦といってもいいGⅠ「有馬記念」だ。北島三郎の持ち馬・キタサンブラックの引退レースでもある。この馬は運のいい馬である。今回も1枠2番を引き当てた。この馬をどう考えるかが最大のポイントだが、そのヒントが週刊新潮の北島三郎インタビューにある。

   北島は自らの引き際の美学を語り、キタサンブラックもまだいけると思うが、本当にいい時に、あいつのためにいい道を決めてやるべきだと思った。今後は種牡馬として第2、第3のキタサンブラックを作り出したいといっている。

   キタサンが有馬を勝てば獲得賞金第1位になる。その称号も欲しいが、やはり、無事に走ってくれて、その後の種牡馬人生を楽しみにしていると本音を吐露している。

   キタサンの今回の調教時計の遅さが話題になっている。それと併せて「深読み」すると、今回のキタサンは目一杯作ってこないと思う。それに520キロ以上の大型馬は有馬で苦戦しているというデータもある。

   今回は良馬場でやれそうだから、終い35秒台の足しか使えないキタサンを抜き去るのは、33秒台の末脚を持った馬ということになる。本命はレイデオロと同じ力を持つ3歳馬・スワーヴリチャードにした。

   対抗はJCでキタサンを差し切ったシュヴァルグラン。単穴に唯一のディープインパクト産駒ミッキークイーン。△はキタサンブラック、クイーンズリング、サトノクラウン、大穴でサクラアンプルールとルージュバック。GOOD LUCK!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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