2024年 3月 19日 (火)

トランプ「多発性脳梗塞で認知症一歩手前」コーラがぶ飲みして好物はジャンクフード

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   「私の核ボタンのほうが彼のよりずっとでかくて強力だ」

   アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金正恩委員長にたいして、こうツイートしたという。さらに11日(2018年1月)、ホワイトハウスで超党派の議員と会っていた時、「ハイチやアフリカ諸国を名指しし、『なぜ、これらの屋外便所のような国々から米国に人を受け入れなければならないのか』と語った」と朝日新聞が報じている。彼のこういう言動を支持する人間がまだ3割以上もいるというのが、私には信じられない。

   そのトランプの暴露本が発売され、爆発的に売れているそうだ。タイトルは「炎と怒り」。トランプの側近だったバノン前首席戦略官の話を中心に、200人以上を取材したジャーナリストのマイケル・ウルフ氏が書いたものだ。トランプの弁護士が出版社に出版差し止めの通告書を送ったが、出版社側は逆に前倒しして発売したそうだ。

   トランプはこの暴露本を「いんちき本」と怒り心頭だが、頭部が禿げている事実を含めて、少なくとも何割かの「真実」は盛り込まれているはずだ。日本でも売れること間違いない。「超訳」でいい。1か月ぐらいで出版するところが出てこないだろうか。

   先週のフライデーが、トランプ大統領はダイエットコーラの飲み過ぎで認知能力が下がっている可能性があると報じていた。アメリカでは「ジャンクフード大統領」とあだ名がついているほどジャンクな食べ物が好きで、コーラは1日に12本も飲むという。脳神経科学に詳しい米山公啓医師はズバリこういう。

   「今の症状を見ると、トランプ氏は『多発性脳梗塞』を発症しており、これによって口、舌、咽喉などの運動障害である『構語障害』が起きている可能性があります。さらに、脳梗塞が悪化すれば『脳血管性認知症』に罹患するリスクも十分にある。今後、性格が異常に攻撃的になったり、判断能力や認知能力が著しく低下したりするかもしれません」

   これが事実なら恐ろしいことである。

   ロシア疑惑をめぐり特別検察官から近々聴取されるといわれているし、北朝鮮の金正恩に対する姿勢もころころ変わる。早くトランプから距離を置いた方がいいこと間違いない。

   だが、週刊現代はそれとは真逆な記事を掲載している。「元自衛艦隊司令官・香田洋二」なる人物に、「米朝戦争は必ずあるから韓国にいる日本人はいますぐ帰国せよ」といわせているのだ。トランプの威を借るキツネである元自衛官は、トランプは7月に北朝鮮を攻撃すると「予言」している。そうなれば北朝鮮が黙っているわけはない。

   だが彼は「私は現実的に見た時、北朝鮮のミサイルが日本列島に落ちる確率は、極めて低いと思っています」といい切る。根拠は北朝鮮が日本を攻撃すれば、アメリカと全面戦争になり、金正恩政権が崩壊するから、「そんな自爆行為を金正恩が決断するとは思えません」と、訳のわからない楽観論を述べている。こんな無責任な発言に誌面を割く価値があるとは、私には思えない。

セクハラだけじゃない行司・式守伊之助の「困った!」・・・酒癖悪く、差し違えも連発

   混乱が続く相撲界だが、式守伊之助のセクハラ事件まで飛び出してきた。昨年(2017年)の冬巡業中の12月16日、宿泊先の沖縄・宜野湾市のホテルで、泥酔した伊之助を10代の若手行司が部屋まで送っていったところ、唇に何度もキスし、胸まで触ったというのだ。伊之助は「私は男色ではない」といっているようだが、相撲協会も頭を抱えていることだろう。

   フライデーによれば、行司の最高位である木村庄之助が空席にもかかわらず、2番手の伊之助が据え置かれているのは、酒癖の悪さだけではなく、行司としての能力が疑問視されていたからだという。15年9月場所から3場所連続差し違え、3日間の出場停止処分を受けているのだ。

   協会は懲戒処分にする方針だそうだが、日馬富士殴打事件といい、この件といい、相撲界の緩み切った体質が生み出したものであろう。

   同じフライデーに今週も貴乃花の一方的ないい分が載っている。貴ノ岩に八百長を「依頼」してきたと思われ、それを受けなかったことを恨み、日馬富士をけしかけて貴ノ岩に暴行させた白鵬は許せない、日馬富士の示談にも応じないといっているそうだ。ならば、ぐずぐずしていないで日馬富士を民事で訴え、法廷ですべてを明らかにしたらいい。

   カヌーの日本代表候補、鈴木康大(32)がライバルの若手に禁止薬物を飲ませ、ドーピング違反にしようとしていた「事件」は、五輪に出たい選手たちの言葉では表せないプレッシャーの凄さと、インターネット時代の怖さを見た気がした。

   カヌーの第一人者でありながら、鈴木は五輪に出場できなかった。一度引退したが、北京五輪の代表選手だった妻の父親から援助を受け、再び五輪を目指していた。フライデーで鈴木の知人はこう話している。

   「もともと、鈴木さんはガツガツした性格ではなく、オットリした人。それだけに、周囲の期待に押し潰されて今回のような過ちを犯してしまったのでしょう」

   インターネットで簡単に禁止薬物が手に入るのも、鈴木の「邪心」を後押ししたのだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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