2024年 4月 23日 (火)

トランプ「多発性脳梗塞で認知症一歩手前」コーラがぶ飲みして好物はジャンクフード

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   「私の核ボタンのほうが彼のよりずっとでかくて強力だ」

   アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金正恩委員長にたいして、こうツイートしたという。さらに11日(2018年1月)、ホワイトハウスで超党派の議員と会っていた時、「ハイチやアフリカ諸国を名指しし、『なぜ、これらの屋外便所のような国々から米国に人を受け入れなければならないのか』と語った」と朝日新聞が報じている。彼のこういう言動を支持する人間がまだ3割以上もいるというのが、私には信じられない。

   そのトランプの暴露本が発売され、爆発的に売れているそうだ。タイトルは「炎と怒り」。トランプの側近だったバノン前首席戦略官の話を中心に、200人以上を取材したジャーナリストのマイケル・ウルフ氏が書いたものだ。トランプの弁護士が出版社に出版差し止めの通告書を送ったが、出版社側は逆に前倒しして発売したそうだ。

   トランプはこの暴露本を「いんちき本」と怒り心頭だが、頭部が禿げている事実を含めて、少なくとも何割かの「真実」は盛り込まれているはずだ。日本でも売れること間違いない。「超訳」でいい。1か月ぐらいで出版するところが出てこないだろうか。

   先週のフライデーが、トランプ大統領はダイエットコーラの飲み過ぎで認知能力が下がっている可能性があると報じていた。アメリカでは「ジャンクフード大統領」とあだ名がついているほどジャンクな食べ物が好きで、コーラは1日に12本も飲むという。脳神経科学に詳しい米山公啓医師はズバリこういう。

   「今の症状を見ると、トランプ氏は『多発性脳梗塞』を発症しており、これによって口、舌、咽喉などの運動障害である『構語障害』が起きている可能性があります。さらに、脳梗塞が悪化すれば『脳血管性認知症』に罹患するリスクも十分にある。今後、性格が異常に攻撃的になったり、判断能力や認知能力が著しく低下したりするかもしれません」

   これが事実なら恐ろしいことである。

   ロシア疑惑をめぐり特別検察官から近々聴取されるといわれているし、北朝鮮の金正恩に対する姿勢もころころ変わる。早くトランプから距離を置いた方がいいこと間違いない。

   だが、週刊現代はそれとは真逆な記事を掲載している。「元自衛艦隊司令官・香田洋二」なる人物に、「米朝戦争は必ずあるから韓国にいる日本人はいますぐ帰国せよ」といわせているのだ。トランプの威を借るキツネである元自衛官は、トランプは7月に北朝鮮を攻撃すると「予言」している。そうなれば北朝鮮が黙っているわけはない。

   だが彼は「私は現実的に見た時、北朝鮮のミサイルが日本列島に落ちる確率は、極めて低いと思っています」といい切る。根拠は北朝鮮が日本を攻撃すれば、アメリカと全面戦争になり、金正恩政権が崩壊するから、「そんな自爆行為を金正恩が決断するとは思えません」と、訳のわからない楽観論を述べている。こんな無責任な発言に誌面を割く価値があるとは、私には思えない。

セクハラだけじゃない行司・式守伊之助の「困った!」・・・酒癖悪く、差し違えも連発

   混乱が続く相撲界だが、式守伊之助のセクハラ事件まで飛び出してきた。昨年(2017年)の冬巡業中の12月16日、宿泊先の沖縄・宜野湾市のホテルで、泥酔した伊之助を10代の若手行司が部屋まで送っていったところ、唇に何度もキスし、胸まで触ったというのだ。伊之助は「私は男色ではない」といっているようだが、相撲協会も頭を抱えていることだろう。

   フライデーによれば、行司の最高位である木村庄之助が空席にもかかわらず、2番手の伊之助が据え置かれているのは、酒癖の悪さだけではなく、行司としての能力が疑問視されていたからだという。15年9月場所から3場所連続差し違え、3日間の出場停止処分を受けているのだ。

   協会は懲戒処分にする方針だそうだが、日馬富士殴打事件といい、この件といい、相撲界の緩み切った体質が生み出したものであろう。

   同じフライデーに今週も貴乃花の一方的ないい分が載っている。貴ノ岩に八百長を「依頼」してきたと思われ、それを受けなかったことを恨み、日馬富士をけしかけて貴ノ岩に暴行させた白鵬は許せない、日馬富士の示談にも応じないといっているそうだ。ならば、ぐずぐずしていないで日馬富士を民事で訴え、法廷ですべてを明らかにしたらいい。

   カヌーの日本代表候補、鈴木康大(32)がライバルの若手に禁止薬物を飲ませ、ドーピング違反にしようとしていた「事件」は、五輪に出たい選手たちの言葉では表せないプレッシャーの凄さと、インターネット時代の怖さを見た気がした。

   カヌーの第一人者でありながら、鈴木は五輪に出場できなかった。一度引退したが、北京五輪の代表選手だった妻の父親から援助を受け、再び五輪を目指していた。フライデーで鈴木の知人はこう話している。

   「もともと、鈴木さんはガツガツした性格ではなく、オットリした人。それだけに、周囲の期待に押し潰されて今回のような過ちを犯してしまったのでしょう」

   インターネットで簡単に禁止薬物が手に入るのも、鈴木の「邪心」を後押ししたのだろう。

2022年に東京から緑が消える・・・生産緑地の指定解除で不動産価格も暴落

   「生産緑地」という言葉をご存じだろうか。「都市における良好な 生活環境の保全や都市災害の防止、あるいは将来の公共施設整備に対する土地の確保を目的として、市街化地域内の農地を対象に指定される地区」だとコトバンクに出ている。

   この生産緑地の指定が解除される「2022年問題」というのがあると週刊現代が報じている。東京都世田谷区の等々力は渋谷から電車で20分ほど。東急大井町線等々力駅で降りると、23区内とは思えないほどの自然が残されている地域だ。これが「生産緑地の指定が解除」されると、途端に支払う税金が大きくなるという。たとえば、評価額1億円の土地の場合、生産緑地なら年額7000円だった固定資産税が、年額46万円に跳ね上がる。

   平成27年の「都市計画現況調査」よれば、生産緑地は全国で1万3400ヘクタール以上にもなる。東京都だけでも3296ヘクタールあり、仮に都内にある生産緑地がすべて宅地化された場合、約25万戸の一戸建て住宅が立つ広さに当たるという。その結果、不動産価格が大暴落するといわれるのが「2022年問題」である。

   東京23区内で生産緑地が多いのは練馬区(189ヘクタール)、世田谷区(95ヘクタール)、江戸川区(64ヘクタール)。私が住んでいる中野区は中野駅北口や哲学堂などに緑はあるが、生産緑地は少ない。私の子どもの頃には森や大きな庭があり、その中にある池でザリガニを取ったりした大豪邸がいくつもあった。

   そうしたものが次々になくなり、マンションに建て替わっていった。緑がなくなり、人の住まない住宅ばかりが増えていく。そういえば「東京砂漠」なんて歌の文句があったが、砂漠化していくのだろう、東京は。

トヨタも渋る「安倍官製賃上げ3%」アベノミクスに財界の不満爆発寸前

   安倍首相のベストスコアは79だそうだ。年末もゴルフに興じていたらしいが、今年の秋には総裁選を控え、安倍の望み通りの「無風」ではないようだ。石破茂が出馬するのは確実だろうが、第三の候補が出てくるかもしれない。それに財界などもからも経済政策への不満が飛び出し、今年は厳しい政権運営が予想される。

   週刊ポストによれば、トヨタの豊田章男社長も安倍が要求した「賃上げ3%」には首を横に振るようだ。自動車業界は100年に1度の大変革の時代に入ったと豊田社長はいっていて、電気自動車や自動運転など次世代の技術に大規模な投資を行うと発表している。

   こうしたことに投資するため、安倍のいうがままに賃上げすれば、人件費が足を引っ張ってしまう。春闘相場のカギを握るトヨタが3%賃上げはしないといえば、その影響は大きい。安倍は固唾をのんで見守っていることだろう。

   お次は競馬の話題。年末の有馬記念を制し、キタサンブラックは引退して種牡馬になった。週刊ポストによれば、種牡馬の初年度の種付け料は1回50万円から200万円が相場だというが、キタサンは700万円以上といわれているそうだ。ちなみに、ディープインパクトの初年度は1000万円で、現在は3000万円だそうだ。種牡馬として、その子供が走れば種付け料も上がるが、キタサンはさほどの血統馬ではないから、私は懐疑的である。

   キタサンと組んで、48歳ながら復活をアピールした武豊だが、前人未到のJRA4000勝にあと50数勝で到達する。そうなると「公営ギャンブル界初の国民栄誉賞」との声が日増しに高まっているというのである。

   だが、それを阻むのが武の「女癖」だという。しかし、4000勝はとてつもない大記録である。サッカーや柔道にあげたのだから、武豊にも与えるべきだと、私も思う。

滋賀県「長寿日本一」高タンパク、乳酸菌たっぷりの鮒ずしがイイらしい

   最後に週刊文春と週刊新潮の健康記事から。週刊文春は老けないために食べるべき「最強魚」は、クロマグロ、サンマ、ブリだという。マグロやブリの血合やカマは認知症も防ぐという。それも生で食べるのが一番いいという。開き干しはいけないそうだ。ましてや、天日干しは紫外線にさらされ酸化しているから、その何割かが体に入り酸化するというのだ。

   でも、マグロは高いし、サンマは不漁。ブリは今が最盛期だが、この間、デパートの鮮魚売り場を覗いたが、いいものは高い。安くて私の好きなイワシ(マイワシだが)は9位だが、これで我慢しておこう。

   鮒ずしは私の大好物だが、これは琵琶湖の名物。その滋賀県が、週刊新潮によると、5年ぶりに発表した厚生労働省の都道府県別平均寿命で、男性が1990年からトップだった長野県を抜き、1位に躍り出たそうだ。女性は4位だが、トップの長野とは僅差。やはり、鮒ずしはいいようだ。

   「高齢者が弱ってしまうのは多くの場合、タンパク質が不足しているため。鮒ずしは乳酸菌や善玉菌が多いうえ、年をとると不足しがちなタンパク質も賄える健康食品なんです」(東京医科歯科大・藤田紘一郎名誉教授)

   アユやモロコなど琵琶湖の恵みがあり、野菜をよく食べ、喫煙率が低く、塩分控えめで、健康に対する意識も高い。これで長生きしなければ、というほど、滋賀県の人たちは元気なようだ。何しろ400人の集落に100歳が2人、90歳以上が10人超いるという。

   さっそく、鮒ずしを宅急便で頼もうと思ったが、う~ん、高い。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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