毛玉だらけのニット恥ずかしい・・・粘着テープと台所スポンジでこすり取り
毛玉が付いたニットは着古した印象で、かなりカッコ悪い。でも、「紙の粘着テープ」「台所用のスポンジ」「工作用の紙やすり」できれいに取ることができるという。
粘着テープを手に巻き付けてニットに軽く押し当てて毛玉を持ち上げ、こすって落としやすくする。次に台所用スポンジのやわらかい面をニットに当て、毛玉をかき出すように水平に動かす。ニットが伸びないよう手で押さえながら小刻みに動かすのがポイントだ。残った毛玉はザラザラした面でこすり取る。
これでも残った毛玉には紙やすりだ。100円ショップなどで手に入る安価なものでよい。クリーニング店三代目の田村嘉浩さんは「頑固な毛玉は削り取ってしまわないと取れないんですが、刃物を使うよりは安全です」という。
紙やすりには番号が付いていて、数字が小さいほど目が粗くなる。毛玉取りにオススメは「600番」と「400番」。やりすぎるとニットが薄くなるので要注意だ。
仕上げにニット全体に粘着テープを軽く押し当てる。取れた毛玉が残っているとまた毛玉の原因となるので、それをしっかり取るのだ。手間はかかるが、毛の流れも整い、見た目がよみがえる。
金子峻アナ「薄いニットは穴開きのリスクもありますので、端っこなど目立たないところで試してからやすりをかけてください」
着た後に衣類用ブラシをかけることで、毛の流れが整って毛玉ができにくくなる。
洗濯にも注意!ネットに入れてしっかり固定
家庭でニットを洗濯するときも毛玉の原因があった。選択するときは、まず裏返してたたんでネットに入れる。たたむ回数は少なくするとシワになりにくい。1枚のネットに入れるニットは1枚。ぎゅうぎゅう詰めにしないのがこつだ。
ネットに入れたらぐるぐる巻きにし、バンドなどで巻いて固定する。ネットの中で動くと、その摩擦が毛玉の原因になる。
柳澤秀夫キャスター「汚れが取れないんじゃないの?」
金子アナ「これで通常の汚れや汗などはしっかり抜くことができます」
洗剤はおしゃれ着用のものを使うこと。
ピコ花子