2018年 6月 23日 (土)

週刊誌編集部にも「♯Me Too」が押しかけるかも・・・女性ヌードはセクハラ?

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   スポーツ・ジャーナリストの玉木正之によれば、「相撲はスポーツと興行と神事がバランスよく成り立っている」そうだ。だが、今は興行だということが忘れ去られ、相撲が何か神聖なものだと勘違いされているのではないか。

   これも玉木からの受け売りだが、相撲は神代の時代から続いてきた「国技」などというのは真っ赤な嘘で、旧両国国技館ができた時、披露文の作成を依頼された作家・江見水蔭が「そもそも相撲は国技」と書き、新しい常設館に「国技館」と名付けたことに由来するのだという。しかも、常設館ができるまでは回向院の小屋掛け興行で、雨の日は中止の晴天10日興行だったそうだ。

   私の子どもの頃は、たしか年に4場所、その後、年5場所になり、昭和33年から年6場所になった。多すぎる。これに巡業が加わり、相撲取りはケガをしてもゆっくり直している暇がない。そのために稀勢の里のようなガチンコ力士と「噂」される相撲取りは、けがが多く休場の連続になる。協会の金儲け体質に歯止めをかけ、せいぜい年に4場所ぐらいにすべきだ。なぜそういう声が上がってこないのか。

   けさ19日(2018年)のフジテレビ系朝のワイドショー「とくダネ!」で、相撲通のやくみつるが、白鵬は今度出てきたら開き直って張り手やかち上げをどんどんやるべきだと話していた。私もそう思う。体力の衰えた横綱が生き残るためにあらゆる手を使って勝ちにいく。そうした生き様を若い力士たちに教えてやるのも横綱の務めではないのか。

   協会は朝青龍のいない土俵を支え、相撲人気を復活させた白鵬にもっと礼を尽くすべきだ。品格などという人間が一番品格がないこと、いうまでもない。

   話はちと変わるが、ハリウッドから起こったセクハラスキャンダルは世界中に広がり、TIMEの表紙「今年の顔」はセクハラを告発した女性たちになった。もちろん、行き過ぎたセクハラは許すべきではないと思う。だが、「今日はきれいだね」「とても魅力的だ」といっただけでセクハラだと告発され、仕事を奪われたりするのはいかがなものかと常々思っていた。

   さすがamourの国の世界的な大女優である。カトリーヌ・ドヌーブ(74)が「ル・モンド」誌で「男には女を口説く『自由』が認められるべきだ」と、世の「♯MeToo」運動に一石を投じた。彼女はもちろんレイプなどは殺人のように重大な犯罪だとしている。週刊新潮によると<まるで魔女狩りのように、女性たちの保護や解放を口実に、彼女たちを永遠の被害者で、男尊女卑に支配された可哀想でちっぽけな存在にしている>と主張したという。これに欧米では大きな反発が起こり、メディアやSNSで激しい攻撃を受けたため、ドヌーブは「不快に思った人へは謝罪する」といわざるを得なかった。

   この運動は、週刊新潮によると、過去に少女との性的関係や虐待容疑のある映画監督、ロマン・ポランスキー監督らの回顧上映の中止を求める運動になり、さらには、ニューヨークのメトロポリタン美術館では、バルテュス(誰だっけ?)のスカートのひだがはだけた少女を描いた作品の撤去を求める署名が1万人も集まったそうである。

   そのうち、女性器だヘアヌードだと、女性の裸を売り物にしている週刊誌にもその余波が来るかもしれない。編集部に女性タレントや女芸人たちが押し掛け、女性を性の対象としか見ない雑誌は廃刊にしろ、社長出て来いとシュプレヒコールが響き渡るかもしれない。

   私はいい時代に生きたと思う。へアヌードのゲラ刷りを女性の編集部員に「校閲へもっていって」とそのまま渡しても、セクハラだなどという批判は受けなかった。トルコ風呂(今のソープランド)へ行ってきた話を声高に編集部で話していても、セクハラだと怒る女性はいなかった(ヒンシュクは買っただろうが)。

   そんなことを大声でしゃべるのはバカだといわれれば、その通りというしかない。しかし、シンガポールのように、道を歩いている時にすれ違った女性に誤って触れてもセクハラで訴えられ、有罪にされる国は住みにくい。ドヌーブのいう通り、「男女の機微」が失われつつある。女性にものもいえない職場が増えているという。これでいいのかと、男たちが声を上げる番ではないのか。

「はれのひ」創業者・篠崎洋一郎-新成人たちの夢を食い物にしたトンデモ詐欺師

   先日の成人の日、二十歳の春を涙で濡らした女の子たちがいた。1度しかない晴れの日だったのに、その日のために注文した晴れ着が届かなかったのである。篠崎洋一郎(55)がやっている振袖の販売・レンタルをする「はれのひ」が、こともあろうに成人式直前に店を閉め、篠崎は27歳の妻と子供を連れて「とんずら」してしまったのだ。

   週刊新潮によると、篠崎なる人物は高校を卒業して、アパレル、清掃用具レンタル会社、菓子製造販売業者と渡り歩き、2003年に着物販売・レンタル業界の最大手に入社して、その後「はれのひ」の前身になる会社を立ち上げ、「はれのひ」横浜店を皮切りに次々とオープンさせていったという。

   一時は羽振りが良かったものの、出店攻勢を重ねた結果、経営は火の車だった。結果、成人式用に何十万円と払い込んでいた乙女たちの、大人への旅立ちの日を涙で汚してしまったのである。いまさら出てきて謝っても取り返しはつかない。この罪は重い。

阿部祐二それでもリポーターか!ミス・ユニバースの娘に「取材に応じるな」

   フライデーで大々的にやっている「阿部桃子が26歳年上の社長と熱愛中」という記事だが、私には、阿部桃子なる女性がピンとこないのである。お前はジジイだからという批判は甘んじて受けるが、フライデーによれば、2017年度のミス・ユニバース日本代表として世界大会に出場。和服や忍者姿を基調にした衣装で「ナショナルコスチューム部門」最優秀賞を獲得した気鋭の新人だそうだ。そして、日本テレビ系朝のワイドショー「スッキリ」などの人気番組に出演し、「事件です!」の決め台詞で有名なテレビリポーター・阿部祐二(59)を父に持つ二世タレントだという。さて困った。阿部祐二なるレポーターも知らないのだから、どうしようもない。

   最初のページには安倍晋三首相と父親に挟まれて少し歪んだように笑っている桃子(23)の写真がある。背は高いようだ。タレント大好きの安倍だから、ICAN事務局長には逃げ回って会わないが、ミスユニバースはいいよとニヤニヤして時間をあけたのだろう。

   デジタルフライデーを引用してみる。<桃子を夢中にさせているお相手は、彼女の地元でもある千葉県内に会社を構える不動産販売会社社長のK氏。なんと26歳上の49歳。K氏はその一方で芸能関係の会社も運営し、「ミス・ユニバース」の千葉県大会事務局で要職を兼ねるヤリ手の経営者だ。

   「彼女とKは『ミス・ユニバース』千葉予選の前から共通の知人を介して知り合い、徐々に距離を縮めていきました。Kは桃子さんが日本代表に選ばれ昨年11月に世界大会に出場した時も、付きっきりでサポートしていた。いまや、彼女はKにベッタリですよ」(知人男性)

   その証言通り、桃子とK氏はどこに行くにも常に一緒。クリスマスを含め、年末年始にかけて、本誌は複数日にわたり行動を共にする二人の姿を見てきた>

   何のことはない、パトロンと支援している女性が懇ろになったというだけの話である。そういう娘に対して、父親は何というのか。フライデーが2人を直撃している間に、桃子は父親に電話をしたという。そこで父親のレポーター阿部祐二は何と「取材に応じる必要はない」とアドバイスしたというのである。

   この父親、レポーター失格だと思う。

   そのうえ、2人のことを問われて父親は恋愛関係を一応否定し、「ただ、どういう関係であれ、私は彼のことを認めていますから」と答えた。では、娘のことは認めていないのかと問いたくなるが、フライデーはそこのところを聞いていない。ま、他人の娘だから、どうでもいいがね。

本田圭佑ほどほどにしたほうがいい金融投資のめり込み―今度は仮想通貨だって

   週刊新潮が「盤石の老後を生むお金五訓」という巻頭特集をやっている。正直、こういう特集は週刊現代や週刊ポストのほうが慣れているし綿密である。こんなのは他誌に任せて、週刊新潮らしい読ませる特集をやったほうがいい。

   週刊新潮の読者はあら還(還暦)が多いのだろうから、いまさら、65歳の時点で夫婦2人で最低2000万円、ゆとりが欲しければ3000万円必要だといわれても、ない袖は振れぬということではないか。ましてや、慣れない株に投資するなど、いまさらできはしない。

   私も、立川談志のいうように「人生成り行き」で生きてきたから、これからもそうやって生きていくしかない。人生で一番大事なのは、カネにこだわらず、カネにとらわれず生きることではないのか、なんちゃってね。カネもいらなきゃ名誉もいらぬ、わたしゃも少し愛がほしい。お粗末!

   本田圭佑を日本代表に入れなかったハリルホジッチ監督への風当たりが強いようだ。だが、チームは監督のものだ。それが嫌なら監督を替えるしかない。そんなことよりも、本田本人は経営のほうが面白くて仕方ないようだと、週刊ポストが報じている。

   昨年末(2017年)、都内某所のパーティ場で、本田は数十人の参加者にこういっていたという。「昼から孫正義さんとお話をさせていただいてですね。その後、資生堂さんの代表の方とお話をさせていただいて......」

   その日のテーマは、「次世代の日本を世界に作っていく投資」についてだったという。本田は小学校生を対象にしたサッカースクールを全国に作ったり、オーストリアの3部チームのオーナーになったりと、その経営手腕は評価されているそうだ。

   週刊ポストによれば、つぎは仮想通貨ビジネスに参画するといわれているそうである。それも彼が親しいカンボジア政府の後押しを受けてだそうだ。まだどうなるかはわからないが、あまり手を広げると、選手時代に築いた蓄財がなくなってしまうということになりかねない。私にはわからないが、ビットコインビジネスというのはもはや飽和状態ではないのか。先日株価が大暴落した。

   中田英寿のように、地に着いた仕事をした方がいいと思うのだが。そういえば、少し前に本田が作り出したオーデコロンだかを買ったことがあった。なかなかセンスはよかった。いいものを持っている人間だとは思うが、才に溺れなければいいのだが。

浅野ゆう子が夢中になるのも当たり前・・・身長190センチ、ロン毛の超イケメン旦那

   先を急ごう。安倍首相が天皇を嫌いなのはよく知られていることだ。週刊現代によれば、昨年12月1日、退位の日を天皇に告げに行くために安倍が車に乗り込む姿がNHKに映り、天皇もそのテレビを見ていたそうだ。しかし、安倍が到着する前に、安倍と親しいNHKの女性解説委員が「天皇の退位は再来年の4月30日だと、皇室会議で固まった」と話してしまったのだ。

   <おそらく天皇は理解しただろう。これは安倍晋三による、冷徹で、そして子供じみたメッセージなのだと>(週刊現代)

   退位を巡る日程についても、官邸は1月改元に固執したが、宮内庁側がこれにダメを出し、朝日新聞が3月31日退位、4月1日改元と報じたが、それを安倍が不服として、労働者の祭典であるメーデーの日を改元としたのである。

   幼い、といってしまえばそれまでだが、安倍が天皇の「憲法順守、平和主義」をおもしろくないと思っているのはたしかである。この対立、国民の多数は天皇を支持していると私は思う。

   週刊文春は視力矯正手術で有名なレーシックより、近視のリバウンドが少ない「リレックス・スマイル」という手術が広がっているという。自費診療だから、両眼で30~40万円だという。それでもやりたいという人はいるだろうが。

   浅野ゆう子という女優がいる。はや56歳になる。週刊新潮によれば、2014年にくも膜下出血で亡くなった田宮二郎の次男・五郎(享年47)と事実婚だったという。その浅野が昨年末に入籍していたと発表した。同世代というだけでどこの誰かはわからない。

   おせっかい週刊新潮はこの男を探した。すると、190センチはあろうかという長身で、髪型はウェーヴのかかったややロン毛スタイルで、日本人離れした超イケメンだという。従業員数十人の服飾関係の経営者だそうだ。20代のころモデルをやっていてパリにも行った。

   当時は忙しかったからテレビは見てない。したがって、浅野の全盛期のフィーバーも浅野がどういう女優かも知らなかったが、浅野の母親は「ものすごくハンサムだから、あの子が惚れ込んじゃったのもよく分かったわ」と話している。そんな男がまだいたんだね。

要介護になりたくなければ山梨に住め!野菜と果物王国でワインもうまい

   最後に、週刊新潮、週刊文春の健康特集。週刊新潮は山梨県を取り上げている。といっても、長寿大国としてではない。塩分摂取率も上から数えたほうが早いし、運動量もワーストで、男の喫煙率も高いというのだ。何も取り得がないじゃないかと思うのはまだ早い。要介護の人が圧倒的に少ない。自分は元気だと思っている人が多く、なかなか介護認定を受けないという理由もあるが、人口当たりの保健師の数が全国で3番目に多いというのだ。

   魚介類こそ少ないが、憧れが強い分、手に入れて食べるし、野菜や果物は山ほどある。ワインの生産量も日本一で消費量も2位だという。ブドウにモモ、ワインは毎日飲む。それに食事にかける時間が1日平均2時間近く。家族団らん、咀嚼に時間をかける。よって、健康寿命が日本一。

   私の友人が山梨で事業を始めたので、時々山梨へお邪魔する。東京から1時間半で、緑豊かで、春には桜とモモの花が咲き、まさに桃源郷。モモ、ブドウをはじめ果物は美味しいし、野菜も豊富で、ワインもうまい。もう少し年をとったら山梨へ移住してもいいと思っている。

   週刊文春は「老けない最強の野菜・フルーツ」特集。健康的な肌をつくるβカロテンが豊富なものは、モロヘイヤ、春菊、ほうれん草。肌のハリにいいのは、ニンジン、西洋カボチャ、露地メロン。

   きれいな目には、ワイルドブルーベリー、カシス、赤キャベツ。美肌には、スイカ、トマト、パパイヤ。植物繊維が豊富なのは、きくらげ、ひじき、焼きのり。ビタミンCが豊富なのは、ゴールドキウイ、柿、キウイだそうだ。

   それも朝の果物は金、夜の果物は鉛。果物大好き人間の私は、やはり果物王国・山梨へ行くしかないな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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