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春日野部屋で暴行隠蔽!弟弟子を夜中に拳骨制裁・・・懲役3年の有罪判決

   大相撲の春日野部屋で兄弟子が弟弟子の顔を殴って大けがをさせ、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けて確定していたことが、きのう24日(2018年1月)に発覚した。春日野親方は相撲協会広報部長を務め、横綱日馬富士の暴行事件では「襟を正して、ちゃんとした報告を」と強調する担当者だったのだが、その当人が事実を隠し、協会は3年以上公表しなかった。

病院の診察も受けさせず

   大けがを負わされた元力士の矢作嵐さん(22)がきょう25日未明、「とくダネ!」のインタビューに応じた。2014年に18歳で春日野部屋に入ったが、夜に兄弟子から左右のあごを「グーパンチ」で殴られ、右のあごがずれた。2日後に部屋を逃げ出したことで、春日野親方は初めて事件を知った。病院に行かせてくれる約束で戻ったが、整体院に連れていかれただけだった。矢作さんは自分で大学病院へ行き、即入院となった。

   暴行から20日後に引退した矢作さんは今でもバナナのようなやわらかいものしか食べられず、味覚がないという。「協会はまったく動かず、何もしなかった。なかったことにしようとしたと僕はとらえました」と話す。兄弟子も翌年に引退した。

春日野親方「もうやめてるから問題いない」

   公表しなかった理由を、春日野親方は「もう(力士は)辞めてますから」、協会は「報告は受けた。親方の対応に問題はなかった」としている。

   梅津弥英子キャスター「被害者が守られない状況が出ています」

   司会の小倉智昭「隠ぺいと言われても仕方ないのですかねえ。セクハラ被害が世界中でツイートされて暴露される#MeTooのように、相撲界の不祥事が次々と露見する可能性がありますね」