2024年 4月 20日 (土)

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フジテレビ困った!新しいニュースの顏は「セクハラ麿」・・・NHKでは有名だった登坂淳一の性癖

   フジテレビというところはよくよくついていないテレビ局と見える。新社長の肝いりのニュース番組にNHKの人気アナだったという登坂淳一(46)なる人物を起用すると発表した。4月から始まる「プライムニュース」のメインキャスターだ。この登坂アナは97年にNHKに入局した当時は異例の出世を遂げ、その佇まいが上品なことから「麿」という愛称がついていたという。

   10年に札幌放送局に異動後は、大阪、鹿児島と地方を転々とし、東京へは戻れなかった。その理由に、札幌時代の大セクハラがあったと、週刊文春が報じている。

   番組収録後、局内のスタッフで打ち上げをやった。その後、カラオケの個室に入り、両脇にいた契約キャスターの女性の膝を触ってきたという。そして、1人のキャスターに「一緒に抜け出さない?」と囁いた。彼女はベタベタしてくるのと、女性を見下しているような態度に嫌悪感を持ち、トイレに逃げたそうだ。登坂は彼女を追ってトイレまで行って、無理やりキスを迫ったり、スカートをまくり上げ、下腹部へ手を伸ばしたという。

   彼女は先輩アナに諭され、このセクハラを報告した。NHKの局内調査の結果、事実だと認められ、登坂アナは幹部に対して「申し訳ないことをした」と事実関係を認めて、厳重注意処分を受けたと、アナウンス部の関係者が証言している。

   これが事実なら、登坂アナは、フジの夕方の顔としてふさわしくないだろう。本人はNHK在職中に処分など受けたことはないと弁護士を通じていっている。記事を読む限り、セクハラを受けた女性が何らかの形で週刊文春に話しているのは間違いない。ただ、NHK側の証言部分が弱い。口頭での「厳重注意」とはどの程度の重さがあるのだろうか。週刊文春には、いま少し突っ込んだ取材で、事実関係を明らかにしてもらいたいと思う。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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