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「森友学園文書」ヤバすぎる中味!財務省ぐるみで削除・改ざん?

   学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、国会に提出した財務省の文書が契約当初の内容から書き換えられたのではないかという疑惑に対して、財務省は検察庁の捜査を盾に肯定も否定もしない報告書を国会に提出した。

   財務省は「原本は大阪地検にある」として、すぐには確認できないことを強調した。「多くの文書が捜査対象」というばかりだった。野党は「ゼロ回答」と反発、自民党からも「文書を出せないとは理解できない」(二階幹事長)という声が上がった。

担当職員のクビだけでは済まない

   この問題をスクープした朝日新聞によると、財務省と森友学園との契約当時の文書には「特例的な内容となる」「本件の特殊性」といった文言があるのに、国会に提出した文書では削除・改ざんされていた。

   こうまで気を使って隠す「特殊性」とは何かということになる。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「財務省の一職員が勝手に改ざんできることではありません。組織的と思わざるを得ない」という。

検察押収前にコピー取ったはず

   浜田敬子(ビジネスサイト編集長)「財務省で誰が命じたのか。なぜ特例を認めたのか。そこをはっきりさせないと」

   本村健太郎(弁護士)「原本はなくても、コピーを必ずとって、手元にあるはずです。それを見ればわかる話で、確認できないのはおかしい」

   司会の羽鳥慎一「この問題は大きくなっていく気がします」