2024年 4月 23日 (火)

安倍首相置いてけぼり?寝耳に水の「トランプ・金正恩会談」「鉄鋼・アルミ関税」で大慌て訪米

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

小室圭さん母親の元婚約者よ、実名顔出しではっきりしゃべっちゃどうか!隠れて他人の恋路邪魔するな

   最後に、眞子さんと圭さんのその後。私は、この2人の婚約延期に関する週刊誌報道に批判的だが、そういう見方が少ないのか、この件での取材が最近多い。考え方の基本は、第三者があれこれいうのではなく、2人が決めることである。それを、眞子さんにふさわしくない、圭さんの母親がどうのこうのと、第三者が「不確かな情報」に基づいていうものではない。

   今週の週刊現代も、元婚約者のいい分だけに基づいて、圭さんの母親を批判をしている。元婚約者によれば、母親の佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてと彼にメールを送ってきた。その上、事実婚を知られると、亡くなった夫の年金がなくなってしまうから注意してくれ。彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールしてきた。

   メールは残っているようだから、こうしたやり取りはあったのだろうが、これは私信である。それもお互いが結婚しようとしている時期に、やり取りをしていたものだ。そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男の品性を疑う。

   週刊文春はこうした元婚約者の告発には批判の声がないわけではないとしながら、この元婚約者が告発に至った経緯を書いている。彼は秋田県出身で、高校卒業後に上京して、スイスの高級腕時店で修業したという。その後、フランス系のメーカーで万年筆などの修理の仕事をしていた。

   だが、昨年6月、パリの本社から雇用契約の打ち切りをいい渡されてしまったそうだ。住まいのローンが残っていたため、新しいアパートに引っ越し、クルマも手放した。その時、彼女に貸した400万円が手元にあればと思いながら暮らしていた。仲のいい友人と飲んでいた時に、そのことを話すと、「それはひどい!」と憤り、その友人から女性誌(週刊女性)に話が伝わったというのである。

   そうして週刊現代と同様のおカネを無心するメールを示し、返済のために宮内庁のおカネは使ってほしくない、それは税金だからと話し、「圭くんは若い。本人が働いて稼いだお金で返せるはずです。少額ずつでも良いから、せめて『返す意思がある』ことは示してほしい」という。

   耳障りのいい言葉だが、事実関係がこれまでとは違うところがある。元婚約者がカネを返して欲しいという手紙を送ったのは、たしか13年頃だったはずである。また、最初に報じた週刊女性でも触れているが、彼は借用書を1枚も取っていないし、圭さんの母親は「贈与されたもの」だと主張している。

   この男性のいうことが100%事実ならば、彼女の側にモラルの問題はあるかもしれないが、訴訟を起こすことはできないはずだ。4,5年前に起きたことを去年のことにすり替え、結婚話が進行している最中に、週刊誌に小室家に不利な情報を流し、私信であるメールまで公開するやり口は、褒められたものではない。

   どうだろう、陰に隠れて2人の恋路を邪魔するのではなく、元婚約者は顔を出し、実名で週刊誌に告白をすべきだと思う。賢明なる読者諸兄はいかがお考えだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中