2018年 11月 20日 (火)

<日曜劇場「99.9-刑事専門士-Season2」>(TBS系)
小ネタでいじってストーリーは本格法曹ドラマ!いい役当てた松潤

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   刑事専門弁護士たちが0.1%の無罪判決の可能性にかけて、事件の隠された真実を解き明かすリーガル・エンターテイメントで、2016年4月に放送された続編である

   見どころは、なんといっても、前回同様、松本潤演じる弁護士・深山大翔のダジャレ&おやじギャグを含む小ネタの数々。参考までに、これまでの小ネタをプレイバックしてみよう。

   焼き肉屋では「いただきますだおかだ」、看板を見て「カンバンハ(こんばんは)」「ちょっとカンバン(勘弁)してよ」。「絶対に間違いありま千と千尋の神隠し」というのもあった。

   競馬のレースの名前が「咲雷賞(櫻井翔)」に「愛川賞(哀川翔)」。池の名前が「いろけよりく池(色気より食い気)」、「オオスギレンタル(大杉漣)」、契約書の「ゲイツビルディング株式会社(ビル・ゲイツ)」「株式会社斉藤工務店(斉藤工)」「所商事株式会社 代表取締役会長 所譲二(所ジョージ)」「三谷工機(三谷工機)」に「くらもと倉庫(倉本聰)」と、これでもかという小ネタ攻めだ。

   居酒屋のメニューに書類に看板に、もうあらゆる画面のあちこちに小ネタが仕込まれていて、一瞬たりとも油断ができない。

オカダ・カズチカ、ヒャダイン、松本零士・・・あっと驚く異色ゲスト

   もうひとつ大きな特徴はゲストの顔ぶれのクセが強い。11日(2018年3月)放送の第8話では、広島カープの緒方孝一監督の妻であり、タレントの緒方かな子(旧芸名・中条かな子)が、佐野史郎演じる藤堂雅彦の愛人スナックママ・ゆう実役で出演していたが、ほかにも、プロレスラーのオカダ・カズチカや、ヒャダイン、松本零士まで、よく出演交渉したなあという異色ゲストの出演にざわつく。

   第3話では宇崎竜童と安達祐実がゲストだったが、宇崎に「アンタあの子のなんなのさ」、安達祐実に寝言で「同情するなら・・・」と言わせていた。さすがに「金をくれ!」までは言わなかったが、犬の名前も「リュウ」だったし、「家なき子」ネタでひといじりしていた。

長く続くシリーズ化を期待

   「松潤ドラマは小ネタでがっちり」ということで、視聴率も今期ドラマの中では堂々の第1位。そんな松潤に負けるものかと、事務所の先輩、木村拓哉主演ドラマ「BG~身辺警護人~」も、後半にきて、山口智子にキムタクの元妻役をさせたり、最終回にはあの矢沢永吉まで投入するというから恐れ入る。

   今後も、視聴率アップのために、小ネタを挟み込む連ドラが増えるかもしれないが、勘違いしないで欲しいのは「99.9」は小ネタも面白いけど、本編もよくできている。香川照之や片桐仁など脇のキャラもいい。

   テレビ朝日の「相棒」のように何年も続くような作品に育って欲しい。松潤もいい役に当たった。役に恵まれるのも才能のひとつだ。(日曜よる9時~)

   大熊猫

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