2018年 5月 25日 (金)

貴乃花部屋暴行事件 縦社会、番付社会の相撲界では強い者が威張り、付き人を奴隷扱い

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   「今回は申し訳なかった」。貴乃花親方はきのう19日(2018年3月)、弟子の十両貴公俊(20)が付け人を暴行した事件について日本相撲協会に謝罪した。協会の体質を厳しく批判し、暴力撲滅を訴えていた貴乃花部屋でなぜ暴力が起きたのか。「スッキリ」は暴力の背景について15年間の付け人の経験のある元力士に聞いた。

   「私のときは大変でしたよ。相撲どころじゃない。奴隷扱いしようとする人もいた。気に食わなければ殴っていいみたいな面がありました」と話し、「縦社会というか、番付社会なので、強い人が偉そうにしていいという暗黙の了解があるわけです」。力士や親方も黙認しており、相撲界の悪しき体質があったという。

付き人の数は横綱10人、大関8人、十両は2人

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   相撲界では十両以上になると、幕下以下の力士が付け人として身の回りの世話をする。部屋によって違うが、横綱は10人、大関8人、十両は2人が付く。食事・買い出し・風呂・洗濯・スケジュール管理などさまざま。貴公俊に殴られた付け人は、土俵に出て行く連絡が遅れたためだ。貴公俊が審判部に注意され、しかも勝負に負けてしまったのでカッとしたらしい。

   司会の加藤浩次「昔は暴力があったという話もありますが、いまはダメですよね」

   菊地幸夫(弁護士)「この間オリンピックがありました。いろんな種目の立派な若い選手がいましたが、そこに暴力が行われているとは思えない。やっぱり相撲界は、暴力が残っている風土、文化、特殊性がまだあるのかなと思いました」

   加藤「ずっとあって、いまだに根絶できていない。貴乃花部屋では兄貴分の貴ノ岩が被害を受けている。それにもかかわらず起きた」

   そこで、加藤がひとつ問いかける。「貴公俊を引退させるか、もう一回チャンスを与えるか、皆さんに聞きたい」

   コメンテーターの菊地、ウエンツ瑛士(タレント)、下川美奈(日本テレビ社会部解説委員)の3人とも「もう1回チャンスを」だった。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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