2024年 4月 25日 (木)

大阪万博のシンボル「太陽の塔」内部を公開 アメーバから人類に至る「命の木」だった

   大阪万博のシンボルである太陽の塔(大阪府吹田市)の内部がきのう19日(2018年3月)、48年ぶりに公開された。予約は4か月先の7月18日まで完売という人気ぶりだ。

   芸術家の故・岡本太郎によってつくられた作品で、2016年10月から修復工事が行われていた。内部こそ、岡本のこだわりといわれ、高さ41メートルの「生命の樹」は、下から上に向かい、アメーバなどの原生生物から爬虫類、恐竜、人類に至るまで生物模型がとり付けられている。「すべての生物は1本の木でできており、根っこは1つ」という意味を込め、一本の木で人間の根源を表現しているという。

内部こそ岡本太郎のこだわりだった

   太陽の塔完成前に岡本は「展覧会はいい加減でただのお祭りと思ったら、大間違い。ぬーとしたベラボーさをというものを日本人の中に植え付けていけたらと思っている」と言っていたが、実は地下にも人間の精神世界を表現する「地底の太陽」があった。万博後の撤去作業から行方不明だったが、縦3メートル、幅11メートルとして新たに復元された。

   司会の加藤浩次「太陽の塔、根強いファンがいますよね」

   菊地幸夫(弁護士)「私は小学校6年生のとき、初めて大阪に行き、見てきました」

   加藤「今でも全然古くないですよね。表面だけでなく、内部も合わせてアートになっていたということがよく分かりました」

   春休み中は完売だそうで、子どもを連れて行くのは夏休みだね。

一ツ石

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