大の釣り好き大野智に「自分で操縦する船でマグロを釣る」企画スタート まずは船舶免許のお勉強から

   「嵐にしやがれ」(2018年3月17日夜9時～・日本テレビ系)　嵐リーダー・大野智の新企画がついにスタート。大野の趣味は釣り。「自分で操縦する船で、海に出てマグロを釣る」夢を叶えるため、番組が後押しすることに。題して「大野智船舶免許取得への道」がスタート。

   船舶免許には各種あり、マグロを釣るには無制限に航行できる小型船舶免許一級が必要だ。だが、海図を使って航海計画を立てる必要があり、難易度はかなり高め。「どうせ取るなら一級（船舶免許）でしょ」と言っていた大野も、スタッフから「1か月丸々勉強できますか？」と聞かれ、「え、そんなすんの？」と真顔に。「俺ねえ、勉強が嫌いなんだよ。できないんだって、勉強さ。（合格者が）9割とはいえ、俺、その（残りの）1割の人間だからさ」とおじけづいてしまう。

１億円クルーザーをあきらめ、タダで借りた年代物漁船がお供

   結局「マグロはちょっと、今後考えて。ま、メバルとか釣れるでしょ」と、二級取得を目指すこととなった。スタッフに促されて過去問を解く。「勉強しなくてもわかるような常識問題」と聞いて飛びつくが、「う～わ、漢字だらけじゃん」と投げ出しかかる。4択問題で文脈にひっかけがあるものの、VTRを見ていた松本潤はあっさり正解したのに、大野は考えすぎて不正解。「もう無理じゃん」と机に突っ伏してすねてしまう。

   ドン底に落ちた大野のモチベーションをアップさせるため、船の見学へ。「やっぱマイボートは夢だね～」という大野、店の担当者が一級ホルダーと聞いて俄然テンションアップ。二級は一発で受かったそうで、「知り合いで二級落ちた人いないんですか？」とマジ質問。誰もいないと聞き、黙って空を見上げてしまう。「気を楽にするため」の質問だったようだが、「いけます！大野さんでしたら（大丈夫）」と励まされ、「僕のことを知らないっすよね」とますます卑屈に。

   それでも、ベッドルーム二部屋、シャワールーム、ウオシュレット完備の超高級クルーザーを見学し、大興奮しまくり。「（ハワイで）デビューんとき乗ったクルーザー思い出すわ。こんな感じだった。釣りもいいけど、乗ってるだけで楽しいなあ」と操縦席に座って夢見心地に。ところが、1億円と聞かされ、夢から覚めた。思わず「買うか！」と吐き捨てる。次に見学したクルーザーを「釣り人にとっちゃ、もう完璧なボートっすねえ」と絶賛するも、3800万円と聞かされ、「うっ、たっけ。買いません！」。一回り小さい1800万円の船も「買いま......すぇん。『すぇん』ですわ！」と断固拒否。国民的アイドルグループのリーダー、買えない値段ではないはずだが。

   結局、番組スタッフが無料で船を貸してくれる人を見つけてきた。「え、貸してくれるの？じゃ、それでいいじゃん」とウキウキの大野、さっそく会いに行くことに。「船は置きっぱなしより使ったほうがいいから」という理由で、貸してくれるという。登場したのは、豪華クルーザーとは真逆の年代物の漁船。GPSと魚群探知機を完備、1978年製造、最大出力430馬力、これまで水揚げした魚2000トンという働き者だ。

   クルーザーの豪華設備に後ろ髪を引かれつつも、根っから釣り師の大野は、「こんだけの歴史がある船は、かっこいいなあ」とべた褒め。「大野丸」として、借り受けることが決まった。「色んな魚を釣ってください」と激励され、「いいんですか？ほんとに？じゃ、とりあえず、船舶（免許）取ってきます」と誓った大野だった。

   VTR終了後、松本から「いけそう？」と心配され、「いやっ」と否定した大野。不安な胸の内を「正直もうずーっとこの辺に憂鬱くんがいるね」と独特な表現で説明する。学校卒業以来の勉強ということもあって、緊張しまくりの様子。相葉雅紀に「大丈夫だよ～」と励まされても、素直になれない。「よく言うじゃない。『台詞覚えてるから、大丈夫だよ』って。いやいや、台詞はそれを覚えればいいじゃない。問題は何が出るかわかんないじゃない。これはいくら言っても誰もわかってくれない」と憮然とした表情を浮かべた。免許取得の顛末は4月7日放送へ続く。大野、頑張れ。

   知央