2018年 11月 21日 (水)

セクハラは「女性問題」ではない! 99.8%加害者の男性が考えを改めて

印刷

   井ノ原快彦キャスター「きょうはセクハラ問題についてです。『あさイチ』でこれまで何度も取り上げてきましたが、全く変わっていません」

   番組はセクハラ被害を受けた一人の女性に取材した。第二子を出産後に正社員として採用された会社で、配属された経理部の70代の男性部長から「体重計に乗るとき裸なの?想像しちゃうな」など性的な話をニヤニヤしながら言われたり、「服の上からブラジャーを外されそうに」なったりした。

   先輩の女性に相談すると、先輩は男性役員に相談の上何度も社長に訴えた。社長は経理部長のセクハラを認めたが、「触られる方も悪い」「フェロモンを出しているからいけないんだ」とむしろ被害女性を諌めたという。

セクハラを訴えると、何と「恐喝したので解雇する」

   女性は夫を通じ、「これ以上セクハラを続けるなら法的手段に出る」と経理部長に伝えたところ、経理部長は現金が入った封筒を夫妻に渡した。翌日女性がその現金を持って出社すると、何と社長から「経理部長を恐喝したので解雇する」と告げられてしまった。

   解雇の後、先輩女性は社内で「おかしい」と訴え続けたが、事態は好転せず。結局彼女も退職することとなった。二人は今、会社にセクハラの事実と不当解雇を認めさせるよう、弁護士に相談している。

   驚くような話だが、労働ジャーナリストの金子雅臣さんは「典型的なケース」だという。

「解雇までは言われなくても、受けた人は傷付き、相談をしても『それくらい我慢しなくちゃ』と言われてしまう。だんだん精神的に仕事がやっていけない状態になり、結果として辞めざるを得なくなる」

   国の調査では、25~44歳の働く女性のうち、3割近くがセクハラを経験している。しかし我慢したり、特に何もしなかった女性が63%にのぼった。被害者でありながらいわれのないことで責められたり、職を失ったりするのを恐れる人が多いということだろう。

   柳澤秀夫キャスター「加害者側の男性に、『何でこんなことをしたのか』と突きつけていくことが次への転換の入り口の気がします」

   金子さん「セクハラは女性問題ではないですよね。99.8%男性がやるから問題になる。原因は男性側にあり、男性がやめれば終わり。男性の被害もあるけどまだ笑い話で済む。男性問題として向き合えるかどうか」

   ちなみに「あさイチ」終了後の「スッキリ」(日本テレビ系)では、「年上男性の心をつかむテクニック」として「オジサンのポッコリ出たお腹を指でツンツンしてあげると喜ぶ」なんて女性の声を紹介していた。これって「数少ない男性へのセクハラ」の一例じゃないの?

    ピコ花子

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「就活応援」トークライブ北条かや×石渡嶺司の「会社に騙されないシューカツ」

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中