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拘留中の籠池被告と面会した野党の女性議員3人 与党は面会自体が政治ショーと冷ややか

   きのう26日(2018年3月)午前、財務省の決裁文書の改ざん問題で、野党3党の女性の参院議員が大阪拘置所で拘留中の森友学園前理事長の籠池泰典被告(詐欺などの罪で起訴)と面会、安倍首相や昭恵夫人に対してどう思っているか聞いた。

「元々は安倍首相は大好きだが、ウソはアカン」と籠池被告

   社民党の福島瑞穂、自由党の森裕子、民進党の矢田稚子の3議員で、終わって大勢の報道陣に囲まれた。最初に福島議員が「(籠池被告は)ウソは言ったらアカンって。ウソはあかん、ウソを言ったらアカンと」と笑いながら話す。続いて森議員も「元々は安倍首相のことは大好きだった。それはそうなんだけれども、やっぱりウソはいかんと」。

   谷田議員は、昭恵夫人との関係について「おおよそ月1回くらいのペースで、昭恵夫人の携帯に直接電話したという発言をいただきました」と説明した。

   与党は「籠池さんは詐欺で起訴された方ですから」と籠池被告の言葉が本当かどうかわからないとして、面会自体が政治ショーだと批判している。

   福島議員は午後の参院予算委員会で「安倍昭恵さんはキーパーソンでありながら、一度も説明していない。安倍さんはきっちり自分の言葉で説明すべきです」と追及した。安倍首相は改めて関与を否定したが、野党は佐川宣寿前理財局長に続き、昭恵夫人の記者会見や国会招致を要求する予定だ。

    一ツ石