2018年 11月 21日 (水)

銃規制を求める運動を力づける多くのセレブたち 米国では芸能人が「政治的」であることは当然だ

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   2月14日(2018年)、フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件は、17名の若い命が奪われるなど、米国で何度となく繰り返される悪夢の再燃。このような悲劇を断ち切るため厳しい銃規制を政府に求める運動が、年々規模を増しているのだが、銃規制を求める運動に大きなエンパワーメントを与えているのが、ハリウッドセレブの賛同者たちだ。

ポールも「友人(レノン)を失ったから」とデモに参加

   3月24日、フロリダでの銃乱射事件のサバイバーである高校生たちの呼びかけで「March for our lives」を合言葉にした銃規制を求める抗議デモが全米各都市で開かれ、多くのセレブが実際にデモ行進に参加したり、応援メッセージをツイートしたりした。100万人近い市民が集結した首都ワシントンDCでは、同運動へ50万ドルを寄付したジョージ・クルーニーとアマル・クルーニー夫妻を始め、キム・カーダシアンとカニエ・ウエスト夫妻、スピルバーグ監督、歌手のマイリー・サイラス、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァ―トらセレブが参加した。

   LAではリース・ウイザースプーン、ケンダル・ジェンナーやハーレイ・ボールドウインが、又、NYマンハッタンでは、あのポール・マッカートニーがデモ行進に参加。ポールは「友人の一人がこの近くで銃撃されて亡くなったから僕にとって大切な行動なんだ」とジョン・レノンを示唆するコメントも発表した。

   一方、多様な意見が集まるネット掲示板では、「若者を使った反共和党政権の集いだ」など共和党支持者と思われるユーザーからの悪口も見受けられたが、米国の場合、アイドルも大物セレブも政治的であること、自らの意見を発信し、実際に行動することが当然のこととされている。

   NYタイムズ紙によると、米国人が銃撃されて死亡する確率は、自動車事故で亡くなる確率とほぼ同じ。一方、同紙は銃犯罪が非常に少ない日本で日本人が銃に撃たれて死亡する確率が、米国で雷に打たれて死亡する確率に等しいくらいにまれであるという調査結果を出して、銃社会、米国の異常さをあぶり出していた。

   Noriko Fujimoto(セレブ評論家)

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