2024年 4月 24日 (水)

貴乃花吊るし上げ!年寄総会で問題言動のVTR流し批判や謝罪要求の集中砲火

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   日本相撲協会の臨時年寄総会がきのう28日(2018年3月)に開かれ、貴乃花親方は協会に非協力的な態度を取ってきたこと、弟子の暴行を謝罪した。貴乃花親方と暴行事件を起こした貴公俊に処分がくだされる。

   臨時年寄総会の冒頭、一連の貴乃花親方の問題行動を編集したVTRが上映された。「たたくための材料をまずに提示したということ。それはすごいね」と司会の小倉智昭も驚く。

   貴乃花親方は質問や批判の集中砲火を受け、「すみません。私が悪かったです。反省しています」と頭を下げ続けた。そのときの雰囲気は「殺気立っていた」と振分親方は話す。いつもは約10分で終わる年寄総会が、きのうは約3時間におよび、親方たちからは貴乃花親方の解雇や契約解除を求める声も上がったという。

「私が悪かった」「協会のために」ひたすら恭順の意

   貴乃花親方はその後に行なわれた会見で、態度を一変させた理由について、「貴公俊のことがあり、監督責任のあった私から襟を正していかなければという思いです」と語った。マイクを両手で握り、肩をすくめながらうつむきながら、「協会のために」「協会の一員として」と繰り返した。

   町の反応は、「つるし上げみたいでかわいそう」と貴乃花親方に同情的な声が多かったが、リポーターの横野レイコは「わだかまりをなくすためにも、徹底的にやろうという意図があったようです。こういう会がなければ、ヒラの親方が元横綱に対して言いたいことを言う機会はないので」と相変わらず協会寄りだった。

いまはとにかく「貴公俊」守る

   東京相撲記者クラブ会友の大見信昭氏は「貴乃花親方は、貴公俊に現役を続けさせてほしい、自分もその指導を続けさせてほしいという一点で謝り通したのでしょう」と見る。

   小倉「あのまま貴乃花親方がかたくなな態度で突っ走っていたら、どうなっていたかわからなかったですからね。相撲協会の将来にとっては、貴公俊の事件はある種の救世主になったかもわかりません」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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