J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

いま日本で一番苦悩している二人・・・佐川前局長と小室圭さんに「フライデー」張り付き!屈強なSPがガード

   先月29日(2018年3月)の夕方、静岡県立大学グローバル地域センターがやっている社会人教育のセミナーにいってきた。週刊現代時代の仲間である軍事評論家・小川和久氏に頼まれて、年に1回やっている。今回は「週刊誌の不倫・皇室報道」について1時間半ほど話をした。

   不倫報道に対する世間の受け止め方が少し変わってきた。小室哲哉と女性看護士との不倫を週刊文春が報じ、それに対してツイッターで「クソ文春」などと口汚く罵るなど、批判が巻き起こった背景について語った。

   いま一つは、秋篠宮眞子さんと小室圭さんの婚約が延期されるきっかけになった、圭さんの母親の元婚約者の品格を疑うような言質を、裏も取らずにそのまま垂れ流す週刊誌のやり方はおかしい。美智子妃バッシングを週刊誌が続けて、彼女が失語症になってしまったときの二の舞。最悪は中央公論社の社長の家人が殺傷された「風流夢譚事件」になるかもしれないと危惧している――と話した。

   100人ぐらいの聴衆のほとんどは高齢者である。話し終わり、質疑応答に入って、少し驚いた質問が出た。紳士然とした人物が「週刊誌は報道するときに中立公正ということを考えないのか」と聞いてきたのだ。今時、新聞だって中立公正など建前に過ぎない空念仏のようなもので、ましてや週刊誌などは、私も含めて、そんなことを考えたことはない。だが、地方都市といっては失礼だが、東京から離れた所に住んでいる人の中には、ジャーナリズムは中立公正であるべきだと考えている人がいるのだと、妙に感心したものだった。

国会喚問終えてハイヤーでなぜか首都高1周

   さて、森友学園問題がいっこうに進展しないためなのか、週刊誌もそれ以外の記事に見るべきものがない。仕方ないので、手当たり次第に紹介していこう。まずはフライデーから。「EXILE」のMAKIDAIという42歳のモテ男が、腰まであるロングヘアが特徴的な安田美沙子似の美女と同棲していて、結婚するようだと報じている。

   MAKIDAIは3月末(2018年)をもって7年続いた「ZIP!」の火曜パーソナリティを卒業して、今後はアメリカを拠点にDJユニット「PKCZ」の一員として活動することになったそうだ。彼女も一緒に渡米して、サポートするといわれているそうである。MAKIDAIの所属事務所も、「しっかりと、良いお付き合いをさせていただいております!」と答えているから、ゴールインは近いのだろう。

   次は、証人喚問を終えてハイヤーに乗り込んだ佐川宣寿氏をフライデーが追いかけた。首都高速を爆走して、1周したかと思えば、再び国会前に戻った。その後、港区のホテルへ入って行ったという。これから佐川氏はどう動くのだろうか。フライデーよしっかり見張ってくれ。

   眞子さんとの婚約が延期になった小室圭さんだが、今も屈強なSPが1人ついて、都内の弁護士事務所の行き帰り、ずっと一緒だそうだ。フライデーは、圭さんが出勤するときにぴったり張り付き、行動を見ていたが、マスクをしたり、メガネをかけたりしているわけでもないのに、周囲の人間は彼の存在にまったく気づかなかったそうだ。

   以前より元気がなくなったようで、満員電車の中では、携帯を取り出すわけでも、読書をするわけでもなく、<一点を見つめたまま、無表情で電車に揺られている>(フライデー)

   日本で今一番苦悩している人を選べといわれれば、佐川氏か小室圭さんのどちらかになるのだろう。

たけし退社の裏事情「ズバリ、カネと裏切りです」(元たけし軍団メンバー)

   ビートたけしの事務所からの独立問題が騒ぎになっているが、フライデーによれば、何で飛び出したのかといえば、「ズバリ、カネと裏切りです」と元たけし軍団のメンバーA氏がいっている。

   たけしは、テレビやCM、映画などで年間20億円近く稼いでいるというが、それなのに「オフィス北野」は赤字だったそうだ。そこでたけしは「社員と芸人の収入の資料を出せ」と迫ったという。するとマネージャーは新人でも年収500万円。2~3年で800万円になり、10年を越えれば1000万円。主任ともなると2300万円で、森昌行社長にいたっては1億円近いというので、たけし殿様はビックリ。それなのに、井手らっきょの年収は100万円くらい。井手が可愛そうじゃねぇかと殿が切れたそうだ。

   たけしがいなくなれば、事務所はやっていけない。社員とは契約を結びなおして、新たに提示された月給は15万円だったそうで、社員は続々と退社しているそうだ。独立したたけしは、レギュラー番組はすべて継続、映画も撮っていくそうだ。

   週刊ポスト連載で、たけしは今度の騒動について、こうしゃべっている。<「正直なところ、スタッフやら軍団以外のタレントも増えて、そっちがブクブク膨らんでいって、一方で肝心の軍団のメンバーが食えなくてヒーヒー言ってる状況があった。結局、オイラがジャンジャン稼いできても、そういう本来大事にしたいところが上手くいってない感じが続いていたんだよ。

   本当ならマネージャーやらスタッフはそういうタレントたちに仕事を持ってきて、それぞれが自立していかなきゃいけない。それがスジだろう。なのに結局オイラに依存したままで、売れっ子をほとんど作れなかった。そういう地道な仕事をしないで遊んでるヤツラを食わせるためにオイラが70過ぎてガンガン働いてる状態ってのは、とても健全な組織とはいえねェよ」>

   愛人については、<「昔と違ってすっかりポコチンも勃たなくなったオイラにとっちゃ、その人を『愛人』なんて言われること自体が不本意だ。もちろん向こうはオイラのことを好きなんだとは思うけど、そんな風にレッテル貼りされちゃたまんない」>

   たけしによれば、彼女はカネ目当てではなく、ホテル業界のスーパーバイザーとしてビックリするような大金が動く契約を取って来たりしているから、「オイラの持ってるカネなんて、その人にとっちゃ眼中にないと思うね」と、庇っている。年間20億円稼ぐたけしほど彼女は稼いではいないと思うが、どうやらたけしはこの愛人に熱烈ホの字のようだ。ポコチンが勃とうが勃つまいが、愛人であることは間違いない。まあ、仲良くやっておくれ。

警察庁長官・國松孝次狙撃はオウムじゃない!捜査1課元刑事の痛恨

   エンゼルスの大谷翔平が開幕第1戦で、DH8番で先発出場した。緊張する第1打席、初球インコースの厳しいボールを見事に打ち返してライト前へクリーンヒットした。オープン戦では、打者として32打数4安打10三振で絶不調だったが、暗雲を吹き飛ばす一打だった。後の4打席は三振と凡打だったが、メジャーリーガーの球を打てるという自信になっただろう。

   第4戦には投手としてマウンドに上がる。オープン戦では滑るボールに苦労していたが、どんなピッチングを見せてくれるか、楽しみである。

   フライデーは、警察庁長官だった國松孝次氏を狙撃した犯人を追いかけていた捜査一課の元刑事、原雄一氏が、捜査の内幕を描いた話題の本「宿命 捜査一課元刑事の23年」(講談社)を紹介し、原氏のインタビューを掲載している。

   この事件はオウム真理教の犯行だとずっといわれてきたが、彼はテロリスト・中村泰こそが犯人だと確信しているという。中村は武蔵野市の警察官殺害や名古屋の現金輸送車襲撃など、数々の犯行を重ねてきた。原氏は清瀬市で起きた警察官殺害事件を端緒に彼を調べ上げ、取り調べの中で「自分が狙撃事件の犯人だ」という自供まで引き出しているのだ。

   だが、中村は逮捕されなかった。<「ハナからこの一件がオウムの犯行だと決め、それ以外の可能性を潰してしまった警察庁公安部の判断が原因です。(原氏は刑事部に所属。長官狙撃事件は公安部が捜査を主導していた)」>

   朝日新聞阪神支局襲撃事件でも、刑事と公安の仲の悪さが捜査の障害になったと、元朝日新聞記者の樋田毅氏が「記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実」(岩波書店)の中で書いているが、そんな縄張り争いで真犯人を取り逃がしたとしたら、どう責任を取るのか。

近ごろやつれが見える「週刊文春」熱気が感じられない紙面!社内で何かが起きている

   週刊文春で何か探そうとしたのだが、「好きな俳優 嫌いな俳優」で好きな女優の第1位が綾瀬はるかで、嫌いな女優の第1位が泉ピン子、好きな男優が玉木宏で嫌いなのが木村拓哉では、アンケートをやらずともわかりきっていると思うのだが。

   21歳の大学生が41歳の元アイドルだった人妻と駆け落ちしたという話も、ここで紹介する気になるものではない。左のトップ見出し「定年後の安心マネー管理術」は、週刊現代と週刊ポストがしょっちゅうやっている記事の焼き直し。

   このところ、週刊文春の誌面に「やつれ」が見える。編集長や編集者たちの熱気が誌面から立ち上って来ないのだ。次号で新谷学編集長が交代しても、私は驚かない。何かが文藝春秋社内で起きている。

   週刊新潮も威張れたものではない。こちらも左トップは「糖質制限で『老ける』『寿命が縮まる』」だが、これも、健康雑誌になった週刊現代、週刊ポストがやってきたことの繰り返しである。

   <糖質摂取をカットすると、脳や筋肉の活動を維持するため、体内でケトン体という代謝物が生成される。ケトン体は脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解される形で生成されるため、体重減少に繋がる>(週刊新潮)わけだが、このメカニズムそのものに老化を促進する要因があるのではないかと指摘しているのが、愛知みずほ大学の佐藤学長だ。ケトン体が多くなると血液が酸性に傾き、骨や筋肉など体全体の細胞を弱め、さび付かせることになるというのだ。まあ、何事も過ぎるというのはいけないということのようだ。

オバマ前大統領「来日ギャラ」40万ドル!仕掛けた教祖の有名人ビジネス

   北島三郎がある裁判の中で元暴力団幹部との長年の交際が暴露されてしまったと、週刊新潮が報じているが、いまさらではないか。週刊新潮はこのことで馬主登録審査基準の「暴力団、暴力団員と親交がある認められる者、または過去に親交があったと認められる者」は、登録を取り消されることがあるから、キタサンブラックなどの名馬を所有している北島が馬主でいられなくなるのではないかと、いらぬおせっかいをしている。

   馬主の実態は、暴力団員でも女房の名義にしたりして、馬主席にデーンと座っている人間もいるといわれているのだ。北島と暴力団員との付き合いは「天下御免」で、多くが知っていることである。そのために馬主を完全排除していたら、馬主の成り手がいなくなってしまう。必要悪とでもいうのだろうか。

   ところで、先日、オバマ前大統領が日本に来ていて、安倍首相と「すきやばし次郎」で昼を一緒にしているところがテレビで流れた。どうしてオバマがいま? そう思ったが、週刊新潮によると、宗教法人「ワールドメイト」の深見東州教祖が金主だという。「世界オピニオン・リーダーズ・サミット」と称されたイベントに出席し、大統領時代の思い出や退任後の生活を語ったという。

   1時間ほど話して、週刊新潮によると、彼のギャラは40万ドルだそうである。これは大統領の1年間の報酬と同じだという。ここは、ブレア元英国首相やクリントン元米国大統領などをゲストに招いているそうだ。

   深見という人物、あまり評判はよくないが、信者から集める会費やお布施は年間110億円にもなるそうで、いつの時代も、正直に生きている者がバカを見る。それにしても、オバマともあろうものが、カネに困っているわけでもないだろうに、なぜ来たのだろう。

<絶対当たらない馬券術>「大阪杯」私が推さない馬が勝つ!本命サトノダイヤモンド、対抗アルアイン

   先週も、私が予想に入れなかった1頭、レッツゴードンキが2着になった。私はファインニードルとナックビーナスは買っていたから、ゴール前で声をからして応援したがダメだった。今週も、私が入れなかった馬を買えば当たること間違いない。心して読んでほしい。

   今週は「大阪杯」。本命は金鯱賞で最後の1ハロン、異次元の脚を見せてくれたサトノダイヤモンドにする。スワーヴとシュヴァルが早めに仕掛けるから、ダイヤモンドの末脚が生きる。このところ道悪に泣いている皐月賞馬アルアインを対抗。▲は前回の勝ち方が素晴らしかったトリオンフ。まとめて負かせばこの馬だ。

   △はスワーヴリチャード、ダンビュライト、ペルシアンナイト、ミッキースワロー。シュヴァルグランはせいぜい3着までと見た。GOOD LUCK!