2022年 9月 25日 (日)

実は「遅咲き」だった天才・葛飾北斎 長寿と天才の秘密はなんだったのか?

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(C)NHK
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   世界を魅了した日本が誇る天才浮世絵師・葛飾北斎。今でこそ天才と呼ばれる北斎だが、実はかなりの遅咲きだった。

   代表作の多くは70歳を過ぎてから描いたもの。90歳で亡くなるまで現役の画家として絵を描き続きた。

   その最期まで、創作意欲を失うことなく、人生50年と言われた時代に、90歳まで生きた葛飾北斎の「長寿の秘密」、そして「天才の秘密」はなんだったのか?

◆見えないものを見よ! 北斎流 脳のトレーニング法

   北斎の健康長寿の秘密のひとつは、年をとっても若々しさを保ち続けた北斎の脳にあるという。特に優れていたのは「空間認識能力」。冨嶽三十六景の一枚「山下白雨」には、地上2500mの上空からでないと見えない山並みが描かれ、飛行機のない時代にる数々の「鳥観図」も描いている。脳は加齢と共に、小さく萎縮して行くのは必然、しかし、北斎は実際には見えない景色を脳内で組み立てるという"脳トレ"をし続けることで、脳を元気に保ち、傑作を次々と生み出していた。

◆健康の秘密は「うつ伏せ生活」にあり!?

   生涯を絵を描くことにささげた北斎。その生活は、筋金入りの「ものぐさ」。食事は当然、出前ばかり。部屋の片付けが面倒くさく、散らかってきたら引っ越しして、転居すること93回。すべては絵を描くことに集中するためだった。弟子の記録によれば絵を描くときも「布団にくるまってうつ伏せの姿勢のまま描いていた」と伝わる。実は、北斎のこの姿勢が長寿の一因だった可能性が指摘されている。うつ伏せ姿勢は、腸内環境を整える効果があるという。複雑に曲がりくねった腸の中のガスを、うつ伏せ姿勢はガスを移動させる効果があるのだ。腸は人間の免疫機能を司るとされる。北斎は、知らず知らずに腸内環境を改善し、長寿に繋がったと考えられる。

◆脳梗塞と向き合うことで北斎マジックが生まれた!

   代表作「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」。写実、陰影、装飾、遠近法といった独特の北斎マジックの集大成だが、この作品以前は、他人の技法を真似ることで作品を生み出していた。転機となったのが70歳を目前で北斎を襲った「脳梗塞」。当時、不治の病とされていたこの病気に、北斎は試行錯誤の末にたどり着いたゆずを使ったオリジナル薬酒で立ち向かう。ゆずに含まれる成分ヘスペリジンは血流改善効果があることがわかっている。独自の工夫で病と向き合った北斎。そこから北斎の画風は一変。自分独自の画法の確立しようと心血を注ぐ。そして生まれたのが後の世に名作として伝わる数々の作品だった。

   ※「葛」の字は「ヒ」ではなく「L」に「人」が正しい表記です。

*偉人たちの健康診断 「葛飾北斎 天才脳の秘密」

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