2018年 5月 24日 (木)

<半分、青い>(NHK総合)
意表突く「お母さんのお腹の中」から物語スタート!「恋愛の神様」北川悦吏子の脚本たのしみ

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   タイトルに反して一向に笑えなかった<わろてんか>の後を受け、4月2日スタートしたNHK連続テレビ小説「半分、青い」の脚本を担当した北川悦吏子は、かつて「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など、ヒット作品を次々と生み出し、「恋愛の神様」といわれている。その北川が手掛ける朝ドラ、果たしてどんなものか。

   時は大阪万博の翌年の1971年。舞台は岐阜県東濃。朝ドラのお決まりで、ヒロインは子役時代から描かれるが、今回は子役以前の"胎児"から登場した。サブタイトルは「生まれたい!」。声はヒロイン・楡野鈴愛役の永野芽郁が担当している。胎児なのでまだ名前はない。これを面白いと思えるか、ふざけすぎと思うかによって、このドラマを楽しめるか否か決まるような気がする。

朝ドラファンは少女漫画的展開になじめるか

   オープニング主題歌「アイデア」は星野源が担当し、いろんなアイデアがつまった映像も楽しい。朝の始まりにはぴったりの爽やかな曲だ。いずれ、星野がスペシャルゲストで出演なんてこともあるかもしれない。

   鈴愛の両親を松雪泰子と滝藤賢一、祖父を中村雅俊、祖母を風吹ジュンが演じている。出演者の中には「愛していると言ってくれ」の豊川悦司もいて、出てくるのはまだまだ先だろうが、これも楽しみ。

   同じ日に同じ産院で生まれたヒロインの幼馴染を演じる佐藤健も、ちらっと映った学生服姿がまったく違和感なかったのでひと安心。幼馴染でいつも一緒にいて、いるのが当たり前だと思っていたが、相手に好きな女の子ができて・・・という話は、それこそ少女漫画で腐るほど見て来たが、朝ドラでこの少女漫画的展開がどう視聴者に受け入れられるのか、それがいま一番の興味である。

田舎の美しい風景、昭和ファッションも見どころ

   前作がいまいち(←しつこい)だったので、その反動で、いまのところは好意的な意見が多いようだが、果たしてどうなるか。「ひよっこ」のようにロケ場面が多く、田舎の美しい風景が見られるだけでも癒される。見どころは時代を意識したファッションで、中高年には懐かしく、若い世代には新鮮に映るのではないか。半年ぶりに爽やかな朝が戻ってきたのは嬉しい。(月~土あさ8時)

   大熊

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