2018年 7月 16日 (月)

見事な緊急措置だった「土俵の女性看護師」くも膜下出血では1秒が生死の分かれ目

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   大相撲の春巡業で起きた「女性は土俵から下りてください」という行司アナウンスの詳しい情報が入ってきた。京都府舞鶴市の多々見良三市長(67)があいさつ中に突然あおむけに倒れた時に、土俵上へ最初に駆けつけた女性は看護師資格を持っていて、客として見物に来ていた。

   土俵近くにいた人たちが「何もできずに呆然としていた」(河田友宏実行委員長)中で、女性は心臓マッサージを始め、さらに女性が3人駆け寄ったときに問題のアナウンスが繰り返された。

アナウンスの行司「客席から言われて動揺してしまった」

   巡業主催者(勧進元)の四方八州男さんは「客席から女性を土俵に上げていいのかという声がちょこちょこあがり、行司はパニックになったのが実態」と説明している。アナウンスした行司は「動揺し、女性が土俵に上がっているというので頭が膨らんだ」と話している。このとき、相撲協会巡業部長の春日野親方は「トイレに行っていて、着替えようとしていた。アナウンスは聞こえなかった」のだそうだ。

   市長が運び出された後、土俵には大量の塩がまかれた。これには「目を疑った」という観客もいた。女性が上がって汚したということなのだろうか。

病院搬送の市長「緊急手術が間に合い命に別条なし」

   女性の応急措置について、昭和大学医学部の土肥謙二教授は「医療関係者なら、土俵に上がってこの措置をしますよ。1分1秒の時間で助かる助からないの差が出ますからね。女性は措置を素早く始め、すばらしい」と評価する。市長は病院に運ばれ、くも膜下出血の手術を受け、命に別状はなかった。女性は「当り前のことをした」と話している。

   司会の国分太一「助けたい一心だったと思う」

   テリー伊藤(タレント)「相撲協会は行司に建て前を教えただけで、心は教えていなかった」

   堀尾正明キャスター「公益財団法人に女性排除の論理を入れていいのかという人もいる。見直した方がいい」

文   あっちゃん
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