2024年 4月 25日 (木)

<女が女に怒る夜>(日本テレビ系)
大久保佳代子がイチバン許せない女!橋本マナミが大っ嫌いな女!女のストレス発散バラエティ

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

   深夜番組のカテゴリに入れていいのか、迷いました。放送時間的にはゴールデンタイムにもかかっている。でも、やっぱりらこのゲスさは名誉深夜番組に認定したい!

   女性の女性による女性のためのストレス発散バラエティ番組を自認し、ひな壇女性タレントが許せない女についてトークをつないで回すところは「アメトーク」、嫌いな女を炙り出して溜飲を下げたり、憤りを共有したりという笑いのツボは「恋から騒ぎ」に通じるものもあるけれど、まったくの別物である。ひな壇に揃う女性タレントは、(序列にも厳しそうなメンツですので、アイウエオ順で紹介します・・・)朝日奈央、いとうあさこ、大久保佳代子、菊地亜美、小柳ゆき、高橋真麻、MEGUMI、橋本マナミ、若槻千夏と、並べただけで、まあ、かしましい。

「花見にサラダなんか持ってくるんじゃないよ」

   トップはいまやご意見番の風格すら漂いはじめた大久保さん。ずばりそのチョイスは「花見に食べづらいものを持ってくる女」。わかる。わかるけど手ぬるい気もする。ちなみに、食べづらい食べ物の代表格は「豆とか雑穀とかパワーフード的なものがボロボロこぼれるサラダ」とのこと。あの手のサラダは、たしかに取り分ける人への気遣いがないし、私こんなの作れるの(どやっ)の押し売り感も否めない。そして何より、あんまり美味しいと思った試しがない。

   私が考える真にあざとい女は、デリの唐揚げないしは多少焦げ色がついたデパ地下の卵焼きを買って、タッパーに詰め替え、持ってくるやつである。私怨まじりの戯言はさておき、うん、番組は面白かった。とくに、紹介されるエピソードトークは、ここまで極端な子いるのと大笑いできてしまうタイプの悪口なので、不快や不安を煽らない。

妬みまじりの悪口を言う女が最悪

   どの出演者もきっちり「女に怒る」側なのがなお良かった。制作サイドは女に嫌われる女側にステップアウトする危うさを含んだ要員として、高橋真麻や橋本マナミ、菊池亜美を配置したと思われるのだけれど、他の女性たちがしつこく突っ込まず、踏みとどまるところに彼女たちの女性好感度の高さを見ました。

   妬みまじりの悪口を言う女は大っ嫌いと言い切る橋本マナミの切れ味の良さなんか相当なもの。口火を切る役目と、ムードが悪口に寄りすぎたら笑いに落とす指揮官として大久保さん、その意図をしっかり読んで舵を切るキャプテンいとうあさこ、テンポ良くパワーワードを重ねるけん引役に若槻、MEGUMI、他の出演者もチャンスボールにしっかり振り切る強打者ばかりでした。

   毎週やると、エピソードが枯渇するのと性格の悪いイメージがつきすぎるから、これくらいの頻度がちょうどいい。いやあ、バラエティだった。(4月8日よる10時30分)

   ばんぶぅ

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中