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解散で脅すしかなくなったか安倍・自民党―支持率は低下、国会は空転

安倍政権の相次ぐ不祥事で国会が空転している最中、自民党の森山裕・国会対策委員長は25日(2018年4月)、「(野党から)内閣不信任案が出されれば解散も一つの内閣の選択肢なのだろうと思います」と発言した。

司会の羽鳥慎一「前回総選挙からまだ半年。国民もみな疑問に思うと思います。選挙に600億円かかりますからね」

二階俊博幹事長も不愉快そうに、「幹事長の知らない解散なんて世の中にあるわけない」と吐き捨てたが、解散発言は国会対策がうまくいかない森山委員長の愚痴といったところか。歯止めが効かなくなった内閣支持率低下に打つ手がなく、解散で野党を脅すぐらいしか手がなくなったということでもある。

公文書改ざん隠し

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「ちょっと勝手じゃないですか。何のための延命なんですかね」

高木美保(テレント)「(解散説は)公文書改ざん問題が出た時にチョロっと出たことがありますよね。静かに消えていくはずだったのが、そのあとの対応のまずさなど、身から出たサビで解散が大きくなったのでしょうか。何かをごまかすためにと見えてしまってもしょうがないですね」

ここで解散に打って出たら、政権延命どころか自爆ではないか。