2018年 5月 25日 (金)

「南北首脳会談」和気あいあい・・・悲願の朝鮮統一に一気に走り出すのか?次は水面下で話し合い

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   けさ27日(2018年4月)、金正恩委員長が板門店の軍事境界線を越えて韓国側に足を踏み入れた瞬間は、テレビを見ていて感慨深いものがあった。私は1980年代に、韓国側と北朝鮮側から板門店に行っている、当時としては数少ない日本人である。

   韓国では数人の外国人ジャーナリストたちと韓国軍のヘリコプターで板門店近くまで飛び、そこから歩いて現地に向かった。当時の板門店は、今回テレビで見るような緑の多い場所ではなかったと記憶している。両側の建物の上に銃を構えた兵士たちが居並び、緊張感あふれる場所だった。

   北朝鮮に行ったのは1985年の5月だった。平壌から通訳と数人の北朝鮮の役人たち、私が泊まっていた招待所の女性たちとで、2台のベンツに乗って板門店に向かった。途中、小川の流れている場所で昼食をとり、板門店の少し前で車のナンバープレートをはずした。ナンバーから韓国側に誰が来ているのかを探られないためだと通訳はいっていた。

   北側から見る板門店はより緊張感があった。その行き帰りを写真に収めたが、日本に帰って現像すると、そのフィルムだけがなくなっていた。

   文在寅大統領と金正恩委員長が笑顔で握手している様子は、人のいいおじさんが久しぶりに会ったチョイ悪な息子と再会したような趣だった。当たり前のことだが、やはり同じ民族なんだということを実感した。

   非核化を含めた南北対話は紆余曲折あるだろうが、日本はもちろんのこと、アメリカのトランプ大統領も忘れてはいけないのは、韓国も北朝鮮も悲願は南北統一であることだ。非核化が大前提だろうが、これからの南北は悲願に向けて動き出そうとするはずだ。そして、中国との関係をこれまで以上に緊密にしていくと思う。

   そうなれば、インドシナ半島のように、戦争で多くの命を犠牲にしなくても、時間はかかるだろうが、南北朝鮮が統一すれば、アメリカは手を出せなくなる。そうした水面下での話し合いが2人の間でなされる可能性は、私はかなりあると思う。トランプはそうした企みを壊そうとするのか、非核化さえ約束すれば、あとは勝手にしろと黙認するのか。私は後者だと思うのだが。

   会談後の夕食には「玉流館」の平壌冷麺が出されるそうだ。私も北朝鮮に滞在している時に、ここへ行って食べた。洗面器のような大きなボールに、韓国よりやや太めの腰のある冷麺がとてもおいしい。

   昨夜は、冷麺が食べたくなって大久保まで買いに行ったが、残念ながら韓国の冷麺しかなかった。あれを食べるだけのために北朝鮮へもう1度行ってもいいと思っている。

山口達也「謝罪会見」巧妙なタイミング―週刊誌が休刊のGW直前

   強制わいせつ事件を起こしたTOKIOの山口達也が、きのう26日に涙の記者会見を行った。だが、芸能記者たちはジャニーズ事務所へ忖度して、強制わいせつの実態について突っ込むことはなかった。

   始まる前に、山口の弁護士が被害に遭った女子高生の両親からの手紙を読み上げた。その中に、「今回娘が被ったことは親としては決して許せるものではありません」という文言があった。キスぐらいでこういう書き方はしない。それなのに、記者たちは故意にそれを無視したのだ。

   週刊誌が合併号に入る時期にこうした不祥事の会見をやるのは芸能事務所の常とう手段である。週刊新潮、週刊文春なら「山口達也が女子大生にやった強制わいせつの実態」と銘打ってやるのだろうが、あいにく、次の発売は5月9日である。きょう発売のフライデーがこの問題をやっていた。急遽突っ込んだのだろうが、残念ながら新しい情報はなかった。

   きのうのこの欄で「山口メンバー」といういい方はおかしいと書いたが、けさのフジテレビ系の「とくダネ!」で、司会の小倉智昭がこのことに触れ、読売新聞だけが山口容疑者と書いたと紹介し、隣のコメンテーターが容疑者と書いてもいいと思いますがと重ねた。

   しかし、小倉のなぜメンバーにするのかの説明は、何をいっているのかよわからないままだった。推測するに、視聴者から相当な数の批判の電話やメールが来たのであろう。

   山口も、事件の内容については、警察が捜査中なので答えられないと、財務省の佐川のような答弁をしていた。涙を流し、謝罪すれば、そのうちTOKIOのメンバーに復帰できるという甘い考えをしているとすれば、世の中そんな甘くないということを嫌というほど知ることになると思うのだが。

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