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新「あさイチ」スタート1か月―有働・イノッチ時代より視聴率2%ダウン

   NHKの朝の情報番組「あさイチ」(月~金あさ8時15分)のキャスターが、博多大吉・華丸、近江友里恵アナに一新して1か月がたった。評判はどうなのか。有働由美子、井ノ原快彦、柳澤秀夫トリオの人気が高かっただけに注目されていた。残念ながら、視聴率で見る限り、評価は下がった。

新キャスターの博多大吉・華丸、近江友里恵にギクシャク感

   有働・イノッチのときはだいたい11~13%台が平均視聴率だったが、新体制になってからは9~11%台と、2%前後ダウンしている。番組の構成もメイン特集、サブ特集、地方リポート、料理とほぼ同じで、3人のキャスター以外の出演者も引き継いでいるのだが、全体としてのギクシャク感は否めず、新キャスターたちは番組進行に精いっぱいという印象だ。

   朝から妙な緊張感があって、連続テレビ小説から引き続いてみている視聴者のなかには、落着かない気分になって民放のワイドショーにチャンネルを回してしまうことも少なくないのではないか。民放の朝ワイド関係者は「有働・イノッチのときはまったく歯が立たなかったが、最近は背中が見えてきた」と話している。(テレビウォッチ編集部)