2018年 10月 21日 (日)

演出は雑だし話はよくあるパターン・・・万事が予定調和でつまらん!吉高由里子も可愛らしいだけで平凡
<正義のセ 第4回>(日本テレビ系)

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   第1回もつまらなかったが、4回目もイマイチだ。演出家の目配りが悪い。例えば交通事故死した夫の妻・フネ(茅島成美)と話をしている場面で、フネが検事の竹村凛々子(吉高由里子)に煎餅を勧める。凛々子はツボから煎餅を取って食べるのだが、蓋をしないのだ。万事に鋭く気配りできるはずの検事が、しかも女検事が、頂いた煎餅の蓋をあけっぱなしにしたら湿気ると気付かないのか!

   事件そのものは、老人が信号無視して横断歩道を渡り、コック見習の青年、勝村(白洲迅)のバイクにはねられて死亡。最初は厳罰にしてくれといっていたフネが、被疑者の誠実さや自分のうその証言に後ろめたさを感じて、真実を上申し、起訴されなかったという話である。横断歩道の信号は赤だったといっていた目撃者探しや、バイクの勝村の、朝日が目に入って信号がよく見えなかったという証言を同じ時間帯で検証する場面など、よくある行動派の内容だ。

   下町の豆腐屋の娘で、恋人(大野拓郎)と4年間恋愛中の凛々子の家庭での描写も、江戸っ子の父ちゃん(生瀬勝久)と母ちゃん(宮崎美子)との会話も、パターン通りの設定で既視感がある。検事らしくなく悩みまくりのそそっかしい吉高に対して、いつも冷静沈着を説く事務官の相原勉(安田顕)、このコンビも、よくあるタイプ。万事が予定調和で新鮮味に欠ける。吉高は相変わらず可愛らしいが、この人はもっと癖のある意地悪役の方がずっと本領を発揮する。(放送2018年5月2日22時~)

   (黄蘭)

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