2018年 9月 20日 (木)

オジサンぽくわかり易くぶれなかった岸井成格!おーい、あんな存在感ある新聞人もういないのかい?
<岸井成格の訃報報道>(各局)

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   ジャーナリスト・岸井成格が最初にテレビに出るようになった頃、その名前の「成格」の読み方がわからずに、まず、いかつい顔ととともに記憶に残った。「しげただ」と読むと分かったのは訃報の時である。「ニュース23」も「サンデーモーニング」もそういう意味では気が利かない番組だった。毎日新聞出身のもう1人コメンテーターがいたが、あっという間に亡くなって、名前も覚えていない。

   同じく新聞出身でTBSお抱えの筑紫哲也と比べると、岸井は遥かに感じが良かった。辛口の権力批判という意味では筑紫と同じくジャーナリストらしかったが、筑紫が凝り固まった沖縄問題の提言者で、時代遅れの60年安保を未だにぶら下げていたのに比して、岸井は現在の中での立ち位置にぶれず、オジサンぽくわかり易い解説と、上から目線でないおだやかな喋り方で人柄がにじみ出ていた。

   15日(2018年5月)の「ニュース23」で追悼報道をしたらしいが、筆者は残念ながら見ていない。昨年、ある時点から「サンデーモーニング」の左側に岸井が座らなくなって以来、多分次には訃報が届くのではないかと思っていたら、その通りになった。今は自局の松原や青木理などのテレビマンでお茶を濁しているが、もう、岸井のような存在感のある新聞人は出てこないだろう。まことに残念である。

   嘘まみれの総理大臣やその秘書がのさばる今こそ、岸井の辛口が聞きたかった。おーい、次なる新聞人はいないものかい?(放送2018年5月15日)

   (黄蘭)

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