2024年 4月 20日 (土)

子供が朝起きてこない・・・起立性調節障害かも!? 脳に血が行き渡らなくなる病気

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    千葉美乃梨アナウンサーが「朝、子供がなかなか起きてこなくて困っている方、実はそこに病気が隠れているかもしれません」と取り上げたのは、「起立性調節障害」だ。自律神経がうまく働かず、血液のめぐりが悪くなって、脳に十分な血が行き渡らなくなる病気で、低血圧や脈拍の乱れなど、日常生活に支障をきたすことも多い。

   東京医科大学病院の小児科医・呉宗憲さんによると、急激に体が成長する思春期の子供がかかりやすいという。調子が良ければ普通に生活が送れるが、体調が悪いとめまいや激しい頭痛に襲われ、外出も難しくなる。最近、診断される人が増えていて、軽いものも含めると、中学生の10人に1人が起立性調節障害の可能性があるという。

中学生は小児科、高校生以上は循環器内科や神経内科を受診

   博多大吉キャスター「朝、起きられないって、結構ありがちじゃないですか。どこからが病気で、どこからが疲れが溜まっている状態なのか、見分け方はありますか」

呉医師「睡眠の質や量に問題を抱えていなくて、起きられないだけでなく、常に頭に霧がかかった感じがあって集中できない、頭が痛くなりやすい、だるい、辛いということであれば、この病気を疑ってもいいかもしれません」

   「立ちくらみやめまい」「顔色が青白い」「けん怠感」「乗り物酔い」「入浴後、あるいは嫌なことで気分不良」などの症状が続くときも、病院を受診しよう。中学生は小児科、高校生以上なら循環器内科や神経内科、睡眠に問題があれば睡眠外来へ。

文   ピコ花子
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