2018年 5月 27日 (日)

腹を抱えて笑える「男が男に告白」人に言えない弱み抱えた理想の上司・吉田鋼太郎の切なさ絶品
<おっさんずラブ 第1回~第4回>(テレビ朝日系)

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   天空不動産の営業マン、春田創一(田中圭)は33歳にもなって女っけなし、料理・洗濯まるでダメの独身男。それがある日突然、信頼できる上司の営業部長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)から「好きだ!」と乙女チックに告白されてしまう。また、本社から異動してきたイケメンのエリート、牧凌太(林遣都)とは、母親が出て行って部屋が空いているからとルームシェアを提案すると、さっさと越してきたのはいいが、いきなりキスしてくるゲイ野郎だったから大変。

   黒澤部長は妻の蝶子(大塚寧々)にマジで離婚を切り出し、不倫だと疑った蝶子の相手をしながら、春田は部長の恋の相手は実は自分なのだと打ち明けられず、ドタバタドタバタの真っ最中だ。他にも社内にゲイ男がいて、いささかゲイばっかりの極端な構図だが、「男が男に告白するシーン」も、迫られて目を白黒する場面も、全然いやらしくなく、腹を抱えて笑えるのである。

   筆者は田中圭がイケメンでも、そんなに魅力的でもない俳優だと思っていたが、この春田役では、そっちの方の男から見ると、なんか猛烈に惹き付けるものをもっているのだろうか。顔面の筋肉を動かしまくってジタバタする演技は、新境地開拓中と評価しておこう。

   何よりいいのは吉田鋼太郎で、人がいい、部下にも慕われる、妻にも優しい、と非の打ちどころがないのに、「男が好きで愛しちゃった」と人に言えない弱みを抱えた55歳を切なく演じて絶品である。(放送2018年5月12日23時15分~)

   (黄蘭)

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