2019年 10月 20日 (日)

電撃的南北会談で文大統領に懇願 トランプ大統領の「会談中止」発表に金委員長が焦った理由は

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   24日(2018年5月)、「むき出しの敵意と怒り」を理由に、トランプ大統領から一方的に米朝首脳会談の中止を宣言された北朝鮮。26日、金正恩委員長は板門店で韓国の文在寅大統領と面会した。追い込まれた金委員長が、文大統領にSOSを出した格好だ。

   25日には北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)第1外務次官が「開かれた心でアメリカに時間と機会を与える用意がある。トランプ大統領が過去のどの大統領も下せなかった勇断を下して、首脳会談という重大な事件を作るために努力したことを内心高く評価してきた」と、トランプ大統領に呼びかける談話を発表していた。金委員長はこの直後、文大統領に緊急会談を提案した。

軍の反乱分子に手を焼く金委員長?

   きのう27日、文大統領は「金委員長にとってはっきりしていないのは、自分たちが非核化した場合に米国が敵対関係を収束させ、体制の安全を保障するのかということ」と、金大統領の胸中を代弁するように語った。北朝鮮には「誤解を解いて、首脳会談で合意すべき議題について準備会談をして、十分な事前対話をすることが大事」と忠告したという。

   北朝鮮が会談内容の発表を1日遅らせた理由について、コリアレポートの辺真一編集長は、「軍に説明する時間が必要だったのでは」と分析する。「金正恩体制になってから軍の人事異動が急増しているのは、軍内部に反乱分子がいるため」と話し、金委員長が軍を掌握できていない可能性を指摘する。今月には軍の最高クラスの幹部が就任わずか半年で更迭されている。

   さて、トランプ大統領が中止を発表した理由は北朝鮮の外務次官がペンス副大統領を批判したことがきっかけだとされているが、共同通信社編集委員の太田昌克氏は、トランプ大統領の思惑について「中止宣言は駆け引きでもあり本音でもある。ある程度けん制しながら、北朝鮮を交渉上弱い立場にしようとしている」と話した。

   トランプ氏は今朝28日、「アメリカチームは北朝鮮に到着した。米朝会談の準備のためだ。北朝鮮は潜在的な力があり、経済、財政的に優れた国になるだろう」とツイートした。

   羽鳥慎一(司会)「北朝鮮もアメリカも両方とも1つになっていない感じです」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「トップ同士がなんとかしようと思っていても下の人間はなかなか変われない。特に北朝鮮では軍はエリート層なのですから、軍の存在意義が弱くなることには反対するに決まっている」

   羽鳥「非核化に関する米朝間の溝は埋まるのでしょうか」

   辺氏「すべてはアメリカの約束する体制保障にかかっている。金委員長が軍を掌握するには、北朝鮮を先制攻撃も核攻撃もしないという確約、その証としての平和協定、そして経済的担保という『結納品』が必要。お見合いの日(6月12日の米朝会談)にそれをすべて出してもらいたいというのが願望でしょう」

   ピノコ

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