2019年 2月 23日 (土)

福島の大規模地割れが止まらない 住民も涙で引っ越し、梅雨を前にどうする?

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   「ビビット」が先週も伝えた福島県喜多方市の大規模地割れが止まらない。わずか1週間で、道路は大きく陥没、家屋の歪みも大きくなって、「ここで生まれ育ったのに」という人たちが、泣く泣く引っ越す状況になった。原因は雪解け水だというのだが、対策はあるのか。

   リポーターの上路雪江が、ブルーシートで覆われた道路を指して、「先週は30センチだった段差が、1週間で1メートル60~70センチにもなっています」と驚く。

雪解け水を原因とする地滑りは東北ではよく発生する

   喜多方市高郷町揚津地区は、新潟県境に近い山間部だ。棚田の田んぼや畑を雑木林が囲む、のどかな山里だったのだが、5月19日(2018年)、突然広範囲に地割れができた。畑にぱっくりと割れ目ができ、道路のアスファルトも割れ、家屋の土台にヒビが入った。

   それが昨日(6月4日)には、道路は波打ち、部分的には1メートル以上もの段差に。田んぼは水がなくなり、稲の苗が立ち枯れを待つばかりに。家の土台の歪みも大きくなって、いつ崩壊するかわからない。やむなく居を移すしかない状況。送電線を支える鉄塔も危険だと、電線を外して鉄塔そのもの撤去されていた。

   「ビビット」はドローンを飛ばして、地滑りの全体像を捕まえた。道路はひび割れだらけ、水がなくなった田んぼは、棚田止めまでが崩壊していた。いたるところで道路を覆うブルーシートが無残に見える。

   日本地すべり学会の八木浩司理事は、「雪解け水を原因とする地滑りではないかと考えている。東北地方ではよく発生する」という。この地方の今冬の雪は例年より4割も多かった。これが解けて、地下水の水位が上がり、地表の土を押し上げているというのだ。

   これから梅雨に入ると、どうなるのか。打つ手はあるのか。八木さんは、「集水井(しゅうすいせい)」という聞きなれない名前を挙げた。1998年に静岡県菊川市を襲った大規模地滑りは、一帯の茶畑と家屋を破壊した。翌年、6億円をかけて作った集水井は直径3メートル、深さ10メートルのマンホール。細いパイプで地下水を集め、川に放流する。以来地域は平穏を保っている

   キャスターの国分太一「この集水井の計画が進められているという」

   上路「昨日そのためのボーリングの機材を入れるための道路づくりが行われました。が、作るそばから、割れ目が入るという状態でした」

   先が見えないというのも辛いところだ。

   ヤンヤン

   

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