2019年 12月 12日 (木)

橋爪功、木下ほうか、六角精児・・・変人役者そろえてこれじゃあ残念!さしものテレ朝もアイデア枯渇か?警察ものサスペンスいまいち
<スペシャルドラマ 検事・悪玉>(テレビ朝日系)

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   検事の阿久田正紀(橋爪功)は「アクダマ」と呼ばれ、バディの善田まなみ(真野恵里菜)は「ゼンダマ」と呼ばれ、もういっちょ、管理官の志神恭司(木下ほうか)は冷酷無比の捜査を指揮するので「シニガミ」と呼ばれ、これだけ揃ってふざけたネーミングのトリオが活躍するサスペンスとあれば、内容は予想がつくわけだ。

   参議院議員を目指すタレントの葛西が、広場で演説していると、爆発モドキの事件が起きて、聴衆に塩酸が降り注ぐ。ここからカルト教団「幸福叶界」という怪しげな団体が登場し、そこの美人の女教祖・最上信子(床嶋佳子)という「界王様」が関わってくる。笑っちゃうのはマインドコントロールの言葉が『大丈夫』、オウム真理教事件以来、われわれ一般人もマインドコントロールの何たるかに関心が出てきて、こういう世界がドラマになりやすいのだ。

   鼻のアナのデカい橋爪と、もともとはお笑いから出て、意地悪役が染みついて未だに独身という癖のある木下ほうかと、検察事務官には六角精児と、変人役者ぞろいという配役は面白いのだが、肝心のサスペンスとしての脚本がイマイチである。テレ朝は警察ものの作りすぎで、少々アイデアが枯渇してきたのではないのか。

   真野恵里菜は可愛らしいが演技はワンパターン。大スター橋爪功のバディ役なら、もう少し表情筋のトレーニングをした方がいい。今のままでは主役を張る女優にはなれない。(放送2018年6月10日21時~)

   (黄蘭)

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